2002年9月17日、北朝鮮を訪問した小泉純一郎首相が金正日総書記との首脳会談で交わした合意文書。「国交正常化の早期実現」のため、「あらゆる努力を傾注する」として、正常化交渉の再開を明記し、拉致・核・ミサイル問題を包括的に解決する方針も確認した。
「日本国民の生命と安全に関わる懸案」と表現された拉致問題には、北朝鮮が「適切な措置を取る」とした。一方、日本も過去の植民地支配に対して「痛切な反省と心からのおわび」を示し、国交正常化後の経済協力を約束した。(2022年09月16日)
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