西アフリカの内陸部に位置し、国土の大半がサハラ砂漠の国家。首都はニアメー。日本の面積の約3倍の127万平方キロに約2600万人が暮らす。1960年にフランスから独立した。ウラン輸出が主要産業だが、2022年の1人当たり国民総所得は610米ドル(約9万円)で世界最貧国の一つ。
隣国のマリやブルキナファソの軍政がロシアの民間軍事会社ワグネルへの依存を強め、欧米への反発を強める中、経済や治安維持のため欧州など先進国との関係を重視してきた。米仏軍も、サハラ砂漠に逃亡した過激派組織「イスラム国(IS)」残党掃討のための拠点を構えるとされる。(2023年08月16日)
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