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トランプ大統領、弾劾訴追
トランプ米大統領=12日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領が弾劾裁判で無罪評決を受けて以降、「強権的」姿勢を鮮明にしているとして、批判を浴びている。弾劾調査で自らに不利な証言をした当局者らを解任したのに続き、盟友の刑事裁判でも司法に介入するようなツイートを連発。議会の「歯止め」役としての機能不全が、トランプ氏を一層大胆にしている。
【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、国家安全保障会議(NSC)スタッフのビンドマン陸軍中佐を前日解任したことについて、ツイッターに「彼はとても反抗的だった」と投稿し、正当化した。ビンドマン氏は昨年、ウクライナ疑惑を受けて大統領弾劾調査を進めていた下院委員会でトランプ氏に不利な証言をしており、解任は報復とみられて…
米下院で証言前に宣誓する国家安全保障会議(NSC)スタッフのビンドマン陸軍中佐=2019年11月(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領が7日、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)スタッフのビンドマン陸軍中佐と、ソンドランド駐欧州連合(EU)代表部大使の解任を相次いで決めた。ともにウクライナ疑惑を受けた下院での弾劾調査でトランプ氏に不利な証言をしており、上院の弾劾裁判を乗り切ったトランプ氏が報復に着手したとみられ…
【ワシントン時事】米各メディアによると、トランプ米大統領の弾劾訴追につながったウクライナ疑惑に絡み、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のビンドマン陸軍中佐が7日、解任された。下院の弾劾調査でトランプ氏に不利な証言をしたことから、報復されたとみられる。ビンドマン氏は軍に戻る見通し。
6日、ホワイトハウスで、「トランプ氏無罪」が1面トップ見出しの米紙ワシントン・ポストをかざして見せるトランプ大統領(AFP時事)
【ワシントン時事】ロイター通信は6日、米上院で開かれた弾劾裁判でトランプ大統領を無罪とした評決が出たことを受け、米有権者を対象にした世論調査結果を公表した。それによると、43%が無罪を支持した。ただ無罪への不支持も41%に上り、米政界を揺るがした弾劾裁判をめぐる世論が二分していることを示した。
6日、ホワイトハウスで行った演説で、「無罪評決」の見出しの新聞を掲げるトランプ米大統領(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領は6日、ホワイトハウスで演説し、ウクライナ疑惑を受けて大統領弾劾を進めたペロシ下院議長ら野党民主党幹部を「凶悪で卑劣な連中」などと中傷した。上院で開かれた弾劾裁判で5日、無罪評決が下されたことを踏まえ、反対派への攻撃をエスカレートさせた。
米共和党のロムニー上院議員=4日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾裁判で、上院共和党は5日、ロムニー議員を除く52人が無罪に投票した。トランプ氏が党内に忠誠を求め圧力を加える中、造反は1人にとどまり、「結束」の強さを見せつけた。
トランプ米大統領(中央)の一般教書演説の原稿を破るペロシ下院議長(右)=4日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】ペロシ米下院議長(民主党)は5日、トランプ大統領による前日の一般教書演説後に演説原稿を破った自身の行為について、内容がうそだらけで「彼(トランプ氏)が真実を破り捨てたから、私は演説(原稿)を破った」と説明した。民主党関係者らとの非公開会合での発言として、米紙ヒル(電子版)などが報じた。
5日、ワシントンの米上院で、トランプ大統領に対する弾劾裁判の評決を行う議員たち=上院のウェブ放送から(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾裁判で、上院(定数100)は5日、「権力乱用」と「議会妨害」のいずれについても無罪評決を下した。トランプ氏は罷免を免れ、4カ月余りに及んだ弾劾論争に決着がついた。今後は、有権者が直接審判を下す場となる11月3日の大統領選に向け、与野党の攻防が強まりそうだ。
菅義偉官房長官は6日の記者会見で、トランプ米大統領のウクライナ疑惑を受けた弾劾裁判で無罪評決が下されたことに関し、「同盟国である米国の内政動向については、推移や影響を常日頃から高い関心を持って注視しているが、一つ一つに政府の立場でコメントすることは適切でない」と述べた。
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