清岡、ロスへ視界開ける 精神面で成長―世界レスリング
冷静に、自分のレスリングをやるだけ。女子53キロ級の清岡は信条を一戦一戦貫き、危なげない戦いぶりでこの階級では初めて頂点に立った。「絶対に優勝してロサンゼルス五輪につなげたいと思っていた。目標を達成できてよかった」。歓喜の涙を浮かべた。
清岡もえ、53キロ級初V 尾崎野乃香は準優勝―世界レスリング
パリ五輪で藤波朱理に敗れて銀メダルだったエクアドル選手との決勝。タイミングを見極めて持ち味のタックルを決め、攻められれば足を引いて触らせない。2年前、五輪会場で見て「やりにくそう」と思った強敵を6―0で退け、成長を示した。
2024年に55キロ級で世界一となった後、不振に陥った。緊張して練習通りに動けない課題を克服しようと、今夏からメンタルトレーナーの指導を受ける。勧められたのはシャドーボクシングのような練習。家で毎日、強敵との試合を想像して体を動かすと、本番での恐怖心が減った。「決勝は楽しみな気持ちで挑めたのが良かった」
アジア大会から連勝。パリ五輪覇者の兄、幸大郎と共に金メダルを目指す2年後の五輪へ、視界が開けた。(アスタナ時事)
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