連載
ジャニーズ事務所の元所属タレントが前社長からの性被害を公表したことで、「男児への性暴力」が注目されている。繰り返されてきたとされる加害に、衝撃を覚えた人も多いだろう。これまで子どもへの性暴力で500人以上の加害者を治療し、『子どもへの性暴力は防げる!』を出版した精神科医の福井裕輝氏に、男児への性暴力の実態と被害を減ら…【続きを読む】
梅雨は、読んで字のごとく梅が旬を迎える季節。この時期になると、青梅を使って自家製の保存食を作る、いわゆる「梅仕事」をする人も多いことだろう。梅を使った手作り保存食といえば、梅干しや梅酒は広く知られているが、梅とみそを使ってできる絶品の保存食があるという。【続きを読む】
今が旬の新玉ねぎも加わって、春は食卓で玉ねぎの出番が増えるシーズンだ。玉ねぎというとカレーなどの具材として使われることが多いが、玉ねぎが丸ごと主役となっておいしく食べられるレシピがあるという。教わったのは、京都府長岡京市で30年近くみそ作り教室を続けている、みそコンシェルジュの松田敦子さん。手作りみそをさまざまな料理に活用し、今年、『毎日食べたい5倍麹みそ』を出版した。【続きを読む】
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未曽有のパンデミック(世界的大流行)をもたらした新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、この社会が抱える幾つかの課題を浮き彫りにした。その一つに、専門家の言葉が人々にうまく伝わらなかったこと、「サイエンスコミュニケーション」が十分に機能しなかったために社会不安が増してしまったことが挙げられる。では、サイエンスコミュニケーションとは何なのか、パンデミックの中でそれはどうあるべきだったのか―。『知の統合は可能か パンデミックに突きつけられた問い』(時事通信社)から、作家の瀬名秀明氏とサイエンスライターの渡辺政隆氏の対談を抜粋して紹介する。【続きを読む】
5倍麹みそで作ったみそ汁[齋藤誠一撮影]【時事通信社】
日本では「寒仕込み(かんじこみ)」といって、気温の低い冬の時期にみそ作りをする伝統がある。良い材料が手に入り、雑菌が繁殖しづらいなどの理由からこの時期はみそ作りに適しているのだという。こうして風味豊かに出来上がるみそだが、みそと言えば誰しも思い浮かぶのは「みそ汁」。では、「みそ床」はご存じだろうか?【続きを読む】
「引きこもり」というと、とかく不登校の子どもの問題として捉えられがちだが、近年では、引きこもりを続けて中高年に達した子の生活を高齢の親が支えるケースが、社会問題になっている。親が元気で経済的な余裕があるうちはいいが、ひとたび要介護状態になったり、経済的に困窮したり、死亡したりすれば、子どもの生活も破綻してしまう―。そんな「中高年引きこもり」を抱える家庭にとって、将来の深刻な不安を解消してくれる方法はあるのだろうか? 『お金のプロに相談してみた! 息子、娘が中高年ひきこもりでもどうにかなるって本当ですか?―親亡き後、子どもが「孤独」と「貧困」にならない生活設計』(畠中雅子著、時事通信社)から、親子が共倒れにならないための「サバイバルプラン」を紹介する。【続きを読む】
『底辺営業マンがNFTに出会い100日で人生が変わった話』【時事通信社】
今や注目のデジタル資産として、売買が盛んになりつつある「NFT(非代替性トークン)アート」。その国内時価総額ランキングで2位(10月時点)に輝いた「CNPJ」というNFTコレクションを生み出した人物が、実はわずか半年前まで貯金389円の売れない営業マンで、NFTの知識もまったくなかったと聞くと、驚く人も多いことだろう。そんな現代のシンデレラストーリーを実現するまでの軌跡と、NFTに関する基礎知識をまとめて評判を呼んでいるコミックエッセー『底辺営業マンがNFTに出会い100日で人生が変わった話』(時事通信社)を上梓(じょうし)したうじゅうな氏に、なぜNFTクリエイターとして成功できたのか、話を聞いた。【続きを読む】
津原泰水さん[榎本壯三撮影]【時事通信社】
少女小説や幻想小説などの作品で知られる作家の津原泰水(つはら・やすみ)さんが、10月に病気のため亡くなった。時事通信社刊『大人だって読みたい! 少女小説ガイド』に貴重なインタビューが掲載された津原さんをしのび、その功績と作品について、同書の編著者の一人である嵯峨景子さんに語ってもらった。【続きを読む】
毎年11月10~16日は「アルコール関連問題啓発週間」。飲み過ぎや依存症など、お酒をめぐる問題への関心と理解を深めてもらうのが目的だ。今年も全国でさまざまな活動が繰り広げられる予定だが、今から3年前、こうした啓発事業から生まれ、現在もなお大きな反響を呼んでいる漫画があるのをご存じだろうか。【続きを読む】
襲名奉告参拝の様子[成田山新勝寺提供]【時事通信社】
東京・歌舞伎座で襲名披露公演が続く十三代目市川團十郎白猿さん。公演に先立つ10月下旬、團十郎さんは子どもたちとともに成田山新勝寺(千葉県成田市)の表参道をお練りした。ご本尊の不動明王へ襲名を奉告し、親子で演舞を奉納するためだ。それにしても、團十郎さんは、なぜ折に触れて歌舞伎座から遠く離れた成田山にお参りするのだろうか―。実は300年以上も続く成田山と「團十郎」との深い縁を、『成田山新勝寺公式ガイドブック』から抜粋して紹介する。秋の一日、6万坪に上る全国有数の大寺院・成田山新勝寺で、歌舞伎ゆかりのスポットを巡りながら歴史を感じてみてはいかがだろう。【続きを読む】