立憲民主党の小西洋之参院議員=3月30日、参院議員会館
立憲民主党の小西洋之参院議員(千葉選挙区)は11日、国会内で開かれた参院会派の役員会で、党参院政審会長の辞任を申し出て了承された。衆院憲法審査会について「毎週開催はサルのやることだ」などとした発言を巡って批判がやまず、党内外に辞任論が出たことを踏まえて責任を取ったとみられる。立民は小西氏を幹事長注意とした。【続きを読む】
記者会見する立憲民主党の小西洋之氏=3月30日、参院議員会館
立憲民主党の小西洋之参院議員が衆院憲法審査会の議論について「サルのやること」と述べた問題は、放送法の総務省文書を巡る国会論戦に影響しかねないと立民内で懸念が出ている。小西氏は文書を入手して「報道への圧力」を糾弾するキャンペーンの先頭に立ってきたにもかかわらず、「サル」発言を受けて自らメディアに圧力をかけたと批判されて…【続きを読む】
参院予算委員会で挙手する高市早苗経済安全保障担当相=28日、国会内
高市早苗経済安全保障担当相は28日の参院予算委員会で、放送法の政治的公平性の解釈に関する総務省文書について「作成者不明、配布先不明、作成目的も不明。怪文書の類いだ」と主張した。立憲民主党の杉尾秀哉氏が閣僚辞任を重ねて求めたが、「何らやましいこともないのに辞することはない」と突っぱねた。【続きを読む】
参院予算委員会で挙手する岸田文雄首相(前列左端)、高市早苗経済安全保障担当相(同左から4人目)、松本剛明総務相(同5人目)=27日午後、国会内
放送法の政治的公平性の解釈見直し問題で、総務省文書の記述が正しければ閣僚・衆院議員を辞すると明言した高市早苗経済安全保障担当相は逃げ切れそうだとの見方が与党内で出ている。2023年度予算案が28日に成立すれば、野党による追及の機会が激減するからだ。野党が本丸と位置付ける新解釈の是非に関する議論もうやむやのままだ。【続きを読む】
参院予算委員会で答弁する岸田文雄首相=27日午後、国会内
参院議院運営委員会は27日の理事会で、2023年度予算案を28日の本会議で採決することを決めた。与党などの賛成多数で可決され、成立する運び。【続きを読む】
参院予算委員会で答弁する岸田文雄首相=24日、国会内
放送法が定める政治的公平性の解釈に関する総務省の内部文書を巡り、野党は24日の参院予算委員会で政府への追及を強めた。立憲民主党は文書を官僚の「捏造(ねつぞう)」だと断言する高市早苗経済安全保障担当相は閣僚失格だと主張し、岸田文雄首相に罷免を要求。首相は文書が正確かどうかの精査が先決だとして応じなかった。【続きを読む】
立憲民主党本部
立憲民主党は24日、公文書の在り方を検証するプロジェクトチーム(座長・逢坂誠二代表代行)を立ち上げ、衆院議員会館で初会合を開いた。放送法の政治的公平性を巡り、安倍政権時の首相官邸による解釈見直し要求の経緯を記した総務省文書の正確性が国会論戦の焦点となる中、公文書の作成や管理の問題点を洗い出し、政府に改善を迫る狙いがあ…【続きを読む】
参院予算委員会で答弁する岸田文雄首相=24日午前、国会内
参院予算委員会は24日午前、岸田文雄首相と関係閣僚が出席して集中審議を行った。放送法の政治的公平性に関する総務省の行政文書を巡り、首相は当時総務相だった高市早苗経済安全保障担当相の罷免を求められたが、「あまりに論理が飛躍しているのではないか」と拒否した。【続きを読む】
松野博一官房長官=22日、参院予算委員会
松野博一官房長官は23日の参院予算委員会で、首相官邸の情報発信などに当たる内閣広報室が報道番組の出演者の発言内容に関する記録を作成していることを明らかにした。共産党の伊藤岳氏への答弁。【続きを読む】
参院予算委員会で答弁する高市早苗経済安全保障担当相(手前)=22日午後、国会内
総務省は22日、放送法の政治的公平性に関する行政文書を巡り、追加報告書を参院に提出した。当時総務相だった高市早苗経済安全保障担当相が否定する2015年2月13日の「大臣レク(説明)」の記録について、担当者が「原案を作成した認識はある」と証言。これに対し、高市氏は「捏造(ねつぞう)」との考えを重ねて示し、野党の閣僚辞任…【続きを読む】