韓国で「国民コメディアン」と呼ばれ、国会議員まで務めたコメディアン李朱一は日本の伝説的なお化け番組「8時だョ!全員集合」をまねした番組「土曜日だよ!全員出発」で人気を得たが、その番組内で彼が人気を博したコントは加藤茶と志村けんの「ヒゲダンス」をそのまままねしたものだった。【続きを読む】
韓国で今年3月、ある「デモ」がちょっとした騒ぎを起こした。それは、差別撤廃を訴える障害者団体によるデモだった。差別に抗議するデモは珍しい光景ではないが、話題になった理由はその方法にあった。韓国は「情」に弱い社会だ。問題は、そういう習性を悪用する人たちが、どこからか出てくるということだ。【続きを読む】
以前から、令夫人が外国訪問時や各種の行事において披露してきた数々の派手なファッションには、国民からその費用の出所と金額に疑問の声が上がっていた。これに対し、文政権を擁護してきたメディアは「借りた衣装だ」「有名ブランドの服と同じように見えるだけだ」と見苦しいフォローを行った。【続きを読む】
元日の韓国社会の様子は、日本とさほど変わらない。違うところがあるとすれば、人によっては陽暦の1月1日を、人によっては陰暦の1月1日、いわゆる旧正月を「お正月」として過ごすということだ。今年の旧正月は2月1日だが、どちらかと言えば、今の韓国では旧正月をお正月として認識している人の方が多い。【続きを読む】
韓国政府の非礼は、それにとどまらなかった。故人が韓中修交に貢献したことから、中国の習近平国家主席から韓国外務部に弔電が届いたが、これを外務部が遺族に伝えなかったのだ。今回の盧元大統領の逝去に対する韓国社会の反応を見て、私の頭に最初に浮かんだのは日韓関係だった。【続きを読む】
過去も今も、韓国政治家たちにとって、日本に厳しい態度を取ることは、一つの「前提条件」のようなものだ。進歩、保守を問わず、日本に厳しい姿勢を見せることが票集めに直結するからだ。しかし、日本をたたくその口でオデンをくわえてみせ、国民に庶民派をアピールするその姿は、あまりにも滑稽ではないか。【続きを読む】
今回の五輪で韓国人たちを驚かせていたことがある。それは、韓国人選手たちの成績や、有名選手たちの番狂わせといった競技結果ではない。五輪に参加している多くの外国人選手たちが「職業」を持っていたということだ。それが驚くようなことなのか、と思う人もいるだろう。だが、韓国の常識からすると、それは十分に驚くべきことだ。【続きを読む】
シャインマスカットが本格的に韓国市場に流通し始めたのは2014年から。市場に登場すると同時に人気が広まり、翌年から生産量が急増した。シャインマスカットを開発した日本から見れば、相当に腹立たしい状況だろう。しかし、新品種として海外での権利が保護されるためには12年までの申請が必要で、日本は国外での品種登録を行っていなかった。【続きを読む】
文政権が成立してから、政策の味見が繰り返されている。例えば、「仮想通貨取引を禁止する」と発表した結果、仮想通貨が暴落し、世論の風当たりが強くなると、「(禁止は)確定したものではない」と発言を撤回。政策を発表しておきながら、国民が反発すると、数日後に発言を覆すことを繰り返してきたのだ。【続きを読む】
3月初旬、韓国で一人のトランスジェンダーが自ら命を絶った。その死が韓国社会で注目を集めた理由は、過去にあった。彼(彼女)は下士官として韓国軍に服務中の2019年に休暇を取り、タイに出国。性転換手術を受けた後、韓国に戻り、女性軍人として服務すると申し出たのである。【続きを読む】