ボウイナイフの一種(資料)
長野県中野市で住民女性と警察官の計4人が殺害された事件で、青木政憲容疑者(31)=殺人容疑で逮捕=が使ったのは「ボウイナイフ」と呼ばれる大型のナイフとみられることが1日、捜査関係者への取材で分かった。県警は強い殺意があったとみて調べを進める。【続きを読む】
長野4人殺害事件の現場で手を合わせる人=1日午後、長野県中野市
長野県中野市で住民女性と警察官の計4人が殺害された事件は1日、発生から1週間となった。「怖かったね」「安らかに」。現場では朝から献花が相次ぎ、発生時刻の午後4時半ごろに合わせて黙とうする人の姿もあった。【続きを読む】
長野4人殺害事件で、規制線が張られた青木政憲容疑者の自宅=1日午前、長野県中野市
長野県中野市で住民女性と警察官計4人が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された青木政憲容疑者(31)が、パトカーで駆け付けた警察官2人への発砲について、「銃が暴発したかもしれない」という趣旨の供述を新たにしていることが1日、捜査関係者への取材で分かった。【続きを読む】
警察官が銃撃されたとみられる現場付近=5月27日、長野県中野市
長野県中野市で住民女性と警察官計4人が殺害された事件で、警察庁の露木康浩長官は1日の定例記者会見で「4人の尊い命が一瞬にして奪われた。このような蛮行に対して強い憤りを禁じ得ない」と述べた。警察官2人が犠牲になったことについては「痛恨の極み。彼らの高い使命感には心打たれるものがある」と話した。【続きを読む】
少年時代は活発な野球少年だったという青木政憲容疑者(31)は、大学中退を機に内向的になり、他者との関わりを無くしていったとされる。住民女性を襲った動機として「(独り)ぼっちとばかにされたと思った」と話しており、ある捜査関係者は「『ぼっち』に敏感に反応する」と指摘。長野県警は青木容疑者の生い立ちについても解明を進めてい…【続きを読む】
長野4人殺害事件の現場前に供えられた花=1日午前、長野県中野市
長野県中野市で住民女性と警察官計4人が殺害された事件は、1日で発生から1週間を迎えた。「二度と起きないで」。事件現場には献花する人が相次いで訪れ、静かに手を合わせた。【続きを読む】
事件現場で手を合わせる男性=31日午後、長野県中野市
長野県中野市で住民女性と警察官計4人が猟銃や刃物で殺害された事件は、1日で発生から1週間。事件後に自宅に約12時間立てこもり、警察官1人への殺人容疑で逮捕された青木政憲容疑者(31)は容疑を認め、「(独り)ぼっちとばかにされたと思った」などと供述している。しかし被害女性らとの接点は薄く、県警は思い込みで一方的に恨みを…【続きを読む】
立てこもり現場周辺を歩く警察官=5月26日、長野県中野市
長野県中野市で4人が殺害された事件で、銃撃されるなどして死亡した池内卓夫警部(61)=2階級特進=と玉井良樹警視(46)=同=は現場に駆け付けた際、拳銃を所持していなかった。県警は「急を要し、やむを得なかった」と説明するが、識者は「銃を持たない市民の負託に応えていない。出動段階で持つべきだった」と指摘する。【続きを読む】
【図解】猟銃などの許可所持者数
猟銃や空気銃の所持許可の新規申請が近年、7000人台で推移し、10年余り前と比べて約2倍に増え、20~30代の所持が増加傾向にあることが31日、警察庁への取材で分かった。2009年に厳格化された許可要件がその後に一部緩和されたことや、狩猟やクレー射撃のブームも影響しているもようだ。【続きを読む】
警察官が襲撃された現場付近=27日、長野県中野市
長野県中野市で住民女性と警察官計4人が殺害された事件で、青木政憲容疑者(31)が駆け付けた警察官2人を襲撃する様子がパトカーのドライブレコーダーに記録されていたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。青木容疑者は警察官1人への殺人容疑で逮捕されており、県警は当時の状況を示す重要な証拠とみて解析を進めている。【続きを読む】