貨幣製造枚数、過去最少に 23年度、5億8600万枚
2023年03月31日20時48分
財務省が31日発表した2023年度の貨幣製造計画によると、硬貨の製造枚数は全体で5億8600万枚と、造幣局が現在の形となった03年度以降で最少となる。前年度実績から4174万8000枚減で、2年連続で最少を更新。キャッシュレス決済の普及などを背景に硬貨の流通は減っており、製造枚数の減少が続いている状況だ。<下へ続く>
10円玉と100円玉、4割カット 硬貨手数料など影響-22年度製造計画
硬貨別では、10円玉が3300万枚と、過去最少となっている前年度(6100万枚)から、さらに半分近く減らす計画。500円玉も前年度から減らすが、100円玉は据え置き、50円、5円、1円玉は増やす。