政府、石炭火力へのODA支援中止 対バングラ、インドネシア
2022年06月22日18時25分
外務省の小野日子外務報道官は22日の記者会見で、バングラデシュとインドネシアに対する政府開発援助(ODA)による石炭火力発電事業支援の中止を発表した。中止するのは、バングラデシュの「マタバリ超々臨界圧石炭火力発電計画フェーズ2」と、インドネシアの「インドラマユ石炭火力発電計画」の2事業。<下へ続く>
昨年6月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)では、温室効果ガスの排出量削減対策が講じられていない石炭火力発電施設の輸出に対する新規支援を2021年中に終了することで合意していた。