◇前回より好調、今度こそ
世界最強、ペレやマラドーナにも匹敵-。ポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルド(レアル・マドリード)はこれまで、あらゆる言葉で称賛されてきた。アルゼンチン代表FWメッシと並ぶ「当代2大スター」の一人。驚異的な得点力を誇り、最優秀選手に贈られるバロンドールは直近5年間で4度も受賞。33歳に衰えは見えない。
しかし、過去のワールドカップ(W杯)は悔しさの連続だった。準決勝まで進んだ2006年ドイツ大会、16強の10年南アフリカ大会、1次リーグ敗退に終わった前回ブラジル大会で1得点ずつ。クラブと比べて見劣りする戦力の中で、最大限に能力を発揮できないでいた。
ただ、チームは徐々に若手が台頭。前線の22歳のAn・シルバはサポート役として頼もしい。6日にバルセロナとのリーグ戦で右足首を痛めて途中交代したのは気掛かりだが、シーズン終盤にかけてゴールを量産しており、4年前より調子がいい。
ポルトガルを初優勝に導いた2年前の欧州選手権では、決勝で負傷交代した後も主将としてピッチに飛び出さんばかりにイレブンに声を掛け続けた。年齢を考えると最後の大舞台になる可能性もあり、今回こその思いは強い。(2018年5月7日配信)
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