◇多くの人取り込む
セミナーの冒頭であいさつした協賛団体、全国農業協同組合中央会(JA全中)会長の中家徹氏は「田園回帰が注目される中で、定住、交流に加えて新たな地域との関わりである『関係人口』がキーワードになっている」とした上で、「農村に関わりを持った人をいかに持続的に地域に結び付けるか。農業、農村の活性化に向けてさまざまな形で多くの人々を取り込む必要がある」と指摘した。
「高齢化が進み、耕作放棄地の面積は富山県の面積に匹敵する。近年、災害が多発し、農業に大きな影響を与えている。食料安保のためにも国内の生産基盤を強化することが不可欠だ」と述べ、多様な人材の関わりに期待を表明。「持続可能な農業、農村を目指して農業者の所得増大、農業生産の拡大、地域の活性化に向け、JAとしても自己改革に取り組んでいる」と決意を示した。
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