2月
レスリングで伊調馨へのパワハラ疑惑
伊調の関係者が日本レスリング協会幹部から練習妨害などのパワハラを受けたとして内閣府に告発。大騒動に発展した。その後、アマチュアボクシング、体操などでも組織の内部や選手から、トップの権力乱用や指導者の体罰、パワハラを訴える事案が続出。スポーツ界には権力、暴力、カネなど「昭和」を引きずるような暗部が残存していることが、あからさまになった。
平昌五輪(金4、銀5、銅4)
- フィギュアスケート男子で羽生結弦が連覇。故障明けで鬼気迫る演技
- スピードスケート女子500㍍で小平奈緒がこの競技日本女子初の金。女子団体追い抜きでも日本が金。高木菜那は女子マススタートとの2冠
[写真] 平昌五輪で金メダルを獲得した(左上から)フィギュアスケートの羽生結弦。スピードスケートの小平奈緒(左は韓国の李相花)。スピードスケート団体追い抜きの(左から)菊池彩花、佐藤綾乃、高木菜那、高木美帆。マススタートの高木菜那(韓国・江陵)2018年2月17日、17日、18日、21日、24日、【時事通信社】
- カーリング女子は念願の初メダル。「そだねー」
- パラリンピックはアルペンスキー・村岡桃佳らが金3、銀4、銅3
5月
学生アメリカンフットボールの悪質タックルが社会問題に
関学大―日大の定期戦で、日大の選手がプレー後の無防備な相手選手に背後からタックル。悪質なプレーとして関学大が抗議した。これが監督、コーチの指示によるものかどうかなどをめぐり、日大の大学組織のあり方まで問題視される騒動に発展した。
[写真] 多数の報道陣を前にした記者会見を終え、退出する日大の選手(中央左)(東京・内幸町の日本記者クラブ)2018年5月22日【時事通信社】
7月
サッカー・ワールドカップ・ロシア大会
- 監督
- 西野朗
- 1次リーグ
- ○2―1コロンビア、△2―2セネガル、●0―1ポーランド
- 決勝トーナメント
- 2―3ベルギー
[写真] 1次リーグ・コロンビア-日本。後半、2点目を決め喜ぶ日本代表の大迫勇也ら(ロシア・サランスク)2018年6月20日【時事通信社】
香川真司、大迫勇也の得点でコロンビアに快勝。アジア勢がW杯で南米チームに初勝利
8月
世界バドミントン選手権男子シングルスで桃田賢斗が優勝
日本男子の世界選手権優勝はダブルスも含めて初めて。9月には世界ランクも日本男子初の1位に。
[写真] 世界バドミントン・男子シングルスで優勝した桃田賢斗(中国・南京)2018年8月5日【EPA時事】
ジャカルタ・アジア大会で競泳女子の池江璃花子が6冠
50㍍と100㍍の自由形、50㍍と100㍍のバタフライ、400㍍ルリレー、400㍍メドレーリレーで金メダル。アジア大会で日本選手が1大会に獲得した金の最多記録で、大会MVPにも選ばれた。
[写真] ジャカルタ・アジア大会で6個の金メダルを獲得した池江璃花子(インドネシア・ジャカルタ)2018年8月21日、24日【AFP時事】
9月
全米オープンテニスで大坂なおみが日本選手初優勝
四大大会のシングルスで日本選手が優勝したのは初めて。スピーチや記者会見のシャイなコメントでも一躍人気者になった。
[写真] 全米テニス・女子シングルス決勝でS・ウィリアムズと健闘をたたえ合う大坂なおみ(米ニューヨーク)2018年9月8日【AFP時事】
貴乃花親方が日本相撲協会に退職届
日馬富士の事件で日本相撲協会への批判を強めていたが、春場所中に弟子が支度部屋で付け人に暴力を振るって形勢が大きく変化。貴乃花一門も事実上消滅し、無所属親方が既存の一門への帰属を求められたことから秋場所後に退職届を提出し、相撲協会を去った。
11月
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平がア・リーグ新人王
投打に高く評価され、二刀流成功の可能性も膨らんだが、右肘を痛めて手術を受け、19年シーズンは打者だけでプレーすることになった。
[写真] インディアンス戦の1回、3点本塁打を放ちベンチに戻るも、ナインがわざと無視する恒例の祝福を受け、自らチームメートに抱きつくエンゼルスの大谷翔平(米アナハイム)2018年4月3日【時事通信社】
12月
卓球グランドファイナルで15歳の張本智和が優勝
世界の強豪が集まる大会を男子シングルス史上最年少で制し、19年世界選手権、20年東京五輪へ期待が高まった。
[写真] 卓球グランドファイナル・男子シングルスで優勝した張本智和(韓国・仁川)2018年12月16日【EPA時事】
2018 Champions of Baseball & Football
プロ野球 | [セ] 広島 [パ] 西武
日本シリーズ:ソフトバンク 4勝1敗1分 広島 |
サッカー | J1:川崎② Jリーグ杯:湘南・初 天皇杯:浦和⑦ |
高校野球 | [春] 大阪桐蔭(大阪)③ [夏] 大阪桐蔭(北大阪)⑤ |