平成スポーツ年表

平成スポーツ年表
平成6年のスポーツの主なトピックスと記録等を年表で振り返ります。

イチローと貴乃花が「舞台」の中央へ

平成6(1994)年※キャプション等、内容は当時のものです

1月
全豪オープンテニスで伊達公子がベスト4

四大大会のシングルスでは初の4強入りを果たした

2月
リレハンメル五輪(金1、銀2、銅2)
  • スキー・ノルディック複合団体で連覇
平成スポーツ年表:平成4年
[写真] ノルディック複合団体、後半距離で日の丸を手に優勝のゴールを切る荻原健司(ノルウェー)1994年2月24日【時事通信社】
  • スキージャンプ・ラージヒル団体は銀
  • スピードスケート男子500㍍で堀井学が銅、同女子5000㍍で山本宏美が銅
  • パラリンピックは銀3、銅3
7月
サッカーJ1 川崎の三浦知良がイタリアのジェノアへ移籍

アジア初のセリエAプレーヤーとなった。
この年には、女子バレーボールの大林素子、吉原知子も日本初のプロ選手となってイタリアへ移籍した。

平成スポーツ年表:平成4年
[写真] ヴェルディ川崎のメンバーとして最後のゲームを終え、ファンの声援に両手を上げてこたえる三浦知良。1994年7月18日【時事通信社】
9月
プロ野球オリックスのイチローが史上初の年間200安打

前年12安打の20歳が仰木彬監督に見いだされ、「振り子打法」で開花。姓のない登録名でも注目され、新たなスターになった。

平成スポーツ年表:平成4年
[写真] 対ロッテ戦でプロ野球史上初のシーズン200本安打を達成、祝福のプレートを掲げファンの声援にこたえるオリックスのイチロー(グリーンスタジアム神戸)1994年9月20日【時事通信社】
10月
広島アジア大会。日本は金64個で2位
平成スポーツ年表:平成4年
[写真] 開会式で日の丸の小旗が振られる中、入場行進する日本選手団(広島県)1994年10月2日【時事通信社】
プロ野球で史上初の同率最終決戦

セ・リーグで巨人と中日が同じ勝率で最終戦を迎え、巨人が勝って優勝。巨人の長嶋茂雄監督は「国民的行事」と呼び、「10・8」と語り継がれた。

平成スポーツ年表:平成4年
[写真] リーグ優勝を決め、胴上げされる巨人の長嶋茂雄監督(愛知県・ナゴヤ球場)1994年10月8日【時事通信社】
プロ野球ダイエーの来季監督に元巨人監督の王貞治氏

長嶋茂雄とともに「ON」と呼ばれ、巨人の顔でもあった「世界の王」がパ・リーグへ。この決断が、やがて球界地図を大きく変える。

11月
菊花賞でナリタブライアンが中央競馬クラシック三冠馬に

セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフに次いで10年ぶり5頭目。騎手は南井克巳だった。

平成スポーツ年表:平成4年
[写真] 第55回菊花賞(G1)を制し、三冠を達成したナリタブライアンと南井克巳騎手(京都競馬場)1994年11月6日【時事通信社】
九州場所後に貴乃花が横綱昇進。「曙貴時代」へ

前場所後、日本相撲協会の諮問に横綱審議委員会が見送りを答申。貴乃花は2場所連続全勝で文句なしの昇進を勝ち取った。

平成スポーツ年表:平成4年
[写真] 太刀持ちに若乃花(左)、露払いに貴ノ浪(右)を従えて、雲竜型土俵入りの稽古をする新横綱貴乃花(福岡市東区の二子山部屋宿舎)1994年11月24日【時事通信社/代表撮影
12月
ボクシング初の日本選手同士による統一世界王座戦

WBC世界バンタム級のタイトルを懸け、薬師寺保栄と辰吉丈一郎が対戦。日本中の注目を集めた一戦は、薬師寺が判定勝ちした。

平成スポーツ年表:平成4年
[写真] WBCバンタム級統一王座決定戦。チャンピオン薬師寺保栄(左)と辰吉丈一郎(愛知・名古屋市総合体育館)1994年12月4日【時事通信社】
1994 Champions of Baseball & Football
プロ野球[セ] 巨人 [パ] 西武
日本シリーズ:巨人 4勝2敗 西武
サッカーJ1年間:V川崎②
Jリーグ杯:V川崎③
天皇杯:平塚③
高校野球[春] 智弁和歌山(和歌山)初
[夏] 佐賀商(佐賀)初
06 / 31 平成6年

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[写真] 時事通信フォト
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