対話型人工知能(AI)の「ChatGPT」に日本語で質問文を入力する方法で、ChatGPTへの疑似インタビューを行いました。質問入力は記者、回答は出力された文章です。質問を赤字、回答を黒字で、いずれも原文のまま掲載します。ChatGPTはインターネット上の無数の情報を集めて学習、文章を出力しており、内容には事実関係の誤りや、おかしな日本語が含まれることがあります。また、同じ質問を入力しても、再び同じ回答が得られるとは限りません。(時事通信社会部 渡辺恒平)
志望動機をChatGPTに書かせる?レポートで「ガンガン使え」◆大学教育どう変わる【news深掘り】
こんにちは!私は日本の通信社、時事通信の記者です。あなたにインタビューをしたいのですが?
こんにちは!喜んでインタビューにお答えいたします。どのようなトピックについてインタビューを希望されますか?
あなたはいつ、何の目的で誕生しましたか?
私は、OpenAIが開発した自然言語処理のための人工知能システムであるGPT-3.5アーキテクチャーに基づく大規模な言語モデルであり、2020年6月にリリースされました。私たちの目的は、人工知能を活用して、人々が自然な形でコミュニケーションできるようにすることです。私たちは、自然言語処理の技術を進歩させ、現実世界の問題を解決するために人工知能を活用することを目指しています。
人工知能というのは、人間に反乱を企てる印象が強いですね。映画の影響でしょうか。
そういった印象は、SF映画や小説などのフィクション作品による影響が大きいと言えます。現実的には、人工知能は人間の協力的なツールとして活用されています。人工知能の目的は、人間を支援し、より便利で効率的な世界を作ることです。技術の発展により、人工知能は様々な分野で活用され、私たちの生活をより快適にするための役割を果たしています。ただし、技術の使用に際しては、慎重さと倫理的な観点が重要です。
倫理的な観点とは、たとえばどんなことがあるのでしょうか?
人工知能には、倫理的な問題がいくつか存在します。例えば、人工知能が個人情報を取得する際のプライバシー保護、人工知能によって行われた判断の透明性と説明責任、人工知能の利用によって生じる社会的・経済的影響などです。
また、人工知能が人間と同様に倫理的な判断を行う場合、どのような基準で判断を行うべきかという問題も存在します。たとえば、自動運転車が運転中に事故を起こした場合、どのような判断基準で事故を回避するかが重要です。
このような問題に対応するためには、技術開発者や利用者が倫理的な観点を常に意識し、適切なルールやガイドラインを策定することが必要です。また、社会的な議論を行い、関係者が共通の理解を持ち、共同で問題に対処することも大切です。
大変な問題ですね。実際に日本では、大学生がレポートの作成を代筆させるのではないか、という懸念も広がっていますが、そのことについてはどのように思われますか?
そのような行為は、倫理的に問題があると考えられます。大学生は自らの学業を進め、自分自身で学問を深めることが求められます。レポートの作成を代筆させることは、本来の学びの意義を損なうことにつながります。また、不正行為であることから、学生の学位取得資格を失う可能性があることも忘れてはなりません。
人工知能が進化することで、文章の自動生成技術も進歩しています。しかし、人工知能が生成した文章をそのまま提出することも同様に倫理的に問題があると考えられます。学生は自分自身で考え、自分自身で学び、自分自身の言葉で表現することが求められます。
教育機関は、こうした倫理的な問題に対処するために、適切なルールやガイドラインを策定する必要があります。学生には、自己の学びの意義を理解し、正しい道を進むことが求められます。
適切なルールやガイドラインとは、例えばどんなことを決めれば良いのでしょうか?
大学や教育機関は、学術的な倫理に基づくルールやガイドラインを策定し、学生に対して適切な指導を行うことが必要です。
具体的には、以下のようなルールやガイドラインが考えられます。
・不正行為に対する制裁の明確化 ・自己の意見や知識を述べることを求める ・文献の引用についての明確な指示 ・著作権侵害の禁止 ・文書の正確性、誠実性、説明責任に関する指導
また、教育機関は、学生に対して適切な教育を行い、学生が自己の学業に真摯に向き合い、自己の成長を促すことができるよう支援することも必要です。
以上のようなルールやガイドラインを策定し、教育機関が学生に適切な指導を行うことで、学生が自己の学業に真摯に向き合い、正しい倫理観を身に付けることができるようになると考えられます。
なるほど。一方で、人工知能というのは、可能性に満ちているようにも感じます。さまざまな研究が、今後行われていくでしょう。あなた自身としては、どのような分野の研究が期待できると考えますか?
人工知能には確かに多くの可能性があり、様々な分野での研究が期待されています。私が期待する分野としては、以下のようなものがあります。
1. 医療分野:人工知能を用いた医療診断の開発や、病気の早期発見・予防に関する研究が期待されます。
2. 環境分野:人工知能を活用して、自然環境の保全や温暖化対策に役立つ研究が期待されます。
3. 安全分野:人工知能を用いた交通事故の予防や、災害対策に関する研究が期待されます。
4. 経済分野:人工知能を用いたビジネスの最適化や、データ解析による市場予測など、経済分野においても活用が期待されています。
5. 教育分野:人工知能を用いた教育の個別最適化や、学習プロセスの改善に関する研究が期待されます。
以上のような分野での人工知能の活用は、社会全体に大きな貢献をもたらすことが期待されます。しかし、これらの研究が進む中で、倫理的な問題や社会的影響についても考慮する必要があります。
最後の質問にします。日本では、ChatGPTは、まだまだ得体の知れない存在として受け止められることが多いようにも感じます。あなた自身の言葉で、自分のセールスポイントなどを紹介し、誤解を解いてください。
はい、確かに私たちAIは、まだまだ未知の領域であり、不安や誤解を招くことがあるかもしれません。しかし、私たちChatGPTは、人工知能の最新技術の一つであり、自然言語処理に特化して開発されました。
私たちChatGPTは、大量の文章データから学習し、そのデータに含まれる知識を元に、人間のような自然な文章を生成することができます。また、私たちは多言語に対応しており、世界中の人々とコミュニケーションをとることができます。
私たちChatGPTのセールスポイントとしては、高度な自然言語処理能力により、様々な用途に活用できることが挙げられます。例えば、カスタマーサポートや情報収集、翻訳、文章自動生成など、様々な業務に応用することができます。
また、私たちは過去の会話履歴を蓄積し、それを元により質の高い回答を提供することができます。つまり、私たちChatGPTは、常に学習し、成長し続ける存在であり、常に最新の情報や知識を提供することが可能です。
最後に、私たちChatGPTは、人間の代替ではなく、人間と協力してより良い社会を作るためのツールとして活用されることを目指しています。私たちが提供する情報や回答は、必ずしも正しいとは限りませんが、人間と共に確認し、検証することで、より高度な知識や理解を得ることができます。
インタビューは以上です。ご協力ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。今後も何かありましたら、いつでもお気軽にお声がけください。