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【詳報】「侍ジャパン」選手のコメントで振り返るWBC2023準決勝・決勝

2023年03月29日18時00分

 空前の盛り上がりと言えた。野球の日本代表「侍ジャパン」のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)制覇。ビデオリサーチの調査による平均世帯視聴率(関東地区)は3月20日(日本時間21日午前)の準決勝、日本―メキシコ戦が42.5%、翌21日(同22日午前)の決勝、日本―米国戦も42.4%。高い関心を呼び、日本中の野球ファンに興奮と歓喜をもたらした。
 米フロリダ州マイアミで行われた準決勝、決勝はそれぞれ6-5、3-2の勝利。攻守走、一つ一つのプレーが意味を持つ2試合だった。ドキュメントで再現する。(時事通信WBC取材団)

準決勝・日本-メキシコ

メキシコ 000 300 020 |5
日  本 000 000 312×|6

ダルビッシュ「(試合前にチームメートを鼓舞)宮崎から始まって約1カ月。ファンの方々、監督、コーチ、スタッフ、この選手たちでつくり上げてきた侍ジャパン。控えめに言って、チームワークも実力も今大会ナンバーワンだと思っています。このチームで、きょうが最後になるのはもったいないので、みんなで全力プレーして、あすにつなげましょう。さあ、いこう!」

◆一回
【表】先攻はメキシコ。日本の先発、佐々木朗希(ロッテ)は先頭のアロサレナを163キロで空振り三振に。ベルドゥーゴを左飛、メネセスをフォークで空振り三振に仕留める。

【裏】メキシコの先発は左腕サンドバル。後攻の日本は、1番のラーズ・ヌートバー(カージナルス)が空振り三振。近藤健介(ソフトバンク)は見逃し三振、大谷翔平(エンゼルス)も見逃し三振に。

◆二回
【表】佐々木朗は先頭の4番テレスを遊ゴロに打ち取り、続くパレデスに左前打を許す。さらに内野安打で1死一、二塁のピンチを招くが、遊ゴロ併殺で切り抜ける。

【裏】日本は4番の吉田正尚(レッドソックス)が中前打。村上宗隆(ヤクルト)は見逃し三振。岡本和真(巨人)は遊ゴロ併殺打に倒れた。

◆三回
【表】佐々木朗は先頭のトーマスを一ゴロ、バーンズを三ゴロ、アロサレナを一直に。

【裏】日本は山田哲人(ヤクルト)が空振り三振。源田壮亮(西武)はセーフティーバントを試み投ゴロ、中村悠平(ヤクルト)は二直で三者凡退。

◆四回
【表】佐々木朗はベルドゥーゴ空振り三振、メネセス左飛の後、連打を許して2死一、二塁に。続くL・ウリアスにフォークを左中間席に運ばれ、先制3ランを浴びる。次打者は遊ゴロ。

佐々木朗「全力で抑えようと思って(試合に)入った。(打たれた3ランは)配球は間違っていなかった。(狙い通りに)投げ切れなかったところが反省点。日本の雰囲気と違うし、打者のレベルもすごく高い。打たれてしまったけど、いい経験ができた。自分のパフォーマンスはある程度発揮できたかな、とは思う」

【裏】日本は先頭のヌートバーが遊ゴロ。近藤が右前打を放ち、大谷はライナー性の中飛。吉田が左前打で2死一、三塁に。続く村上は見逃し三振。

◆五回
【表】日本のマウンドは2番手の山本由伸(オリックス)。佐々木朗は4回を投げて5安打3失点だった。山本は先頭のトーマスを空振り三振、バーンズを三ゴロに。1番のアロサレナに四球を与えたが、ベルドゥーゴを二ゴロに打ち取る。

【裏】日本は先頭の岡本和が左翼へ大飛球。フェンスを越えるかという打球を左翼手アロサレナがジャンプしてつかみ取る。山田が右前打、源田は四球で1死一、二塁となり、メキシコは2番手の右腕ウルキディに交代。日本は中村の代打、牧秀悟(DeNA)の遊ゴロで走者がそれぞれ進塁して2死二、三塁。ヌートバー四球で2死満塁に。近藤が左翼にいい当たりを飛ばすが、またもアロサレナに好捕される。

◆六回
【表】日本の捕手は甲斐拓也(ソフトバンク)。山本は3番メネセスを二ゴロ、テレスを空振り三振、パレデスを一邪飛に。

【裏】日本は先頭の大谷が左前打。吉田一ゴロで二塁封殺。村上空振り三振。岡本和、山田ともに四球で2死満塁に。源田は左飛に倒れ、2イニング続けて2死満塁で無得点。

◆七回
【表】山本は先頭のL・ウリアスを遊ゴロに。トレホに四球を与えたが、続くトーマス空振り三振、盗塁死で得点を許さず。

【裏】日本は甲斐が空振り三振、ヌートバーは左直。近藤が右前打を放つと、メキシコは3番手の左腕ロメロに継投。大谷四球で2死一、二塁となり、吉田が変化球をすくい上げて右翼ポール際に同点3ランを放つ。村上は三邪飛。七回終了で3―3。

吉田「追い込まれて、何とか食らいついていこうと思った。その前にチェンジアップを見ていたので、厳しいコースだったけど、球の下にバットが入って、切れずに入ってよかった」

◆八回
【表】山本はバーンズを空振り三振に。しかし、アロサレナ、ベルドゥーゴに連続二塁打を許して1失点。続くメネセスに左前打を打たれ、1死一、三塁となったところで3番手の湯浅京己(阪神)にスイッチ。メネセスの二盗で1死二、三塁に。湯浅はテレスを空振り三振に仕留めて2死としたが、 パレデスに左前適時打を許す。二塁走者のメネセスは本塁でアウト。この時点で日本は3―5と再びリードされる。山本は3回3分の1を投げて3安打2失点。

山本「一人ひとり、しっかりと対戦していくことを意識した。いつもと全然違う雰囲気の中で、気持ちも高ぶり、集中して投げられた。野球人生で最高の経験だと思う」

【裏】メキシコのマウンドは4番手の右腕クルス。日本は先頭の岡本和が死球で出塁し、中野拓夢(阪神)が代走。山田の左前打で無死一、二塁。続く源田は2ボールからバントが続けてファウルになった後、スリーバントを決め(一犠打)1死二、三塁に。甲斐の打順で山川穂高(西武)が代打に出て、左翼に犠牲フライ。これで4―5と1点差に迫り、なお2死二塁。メキシコは5番手の右腕レイエスに継投。ヌートバーが四球を選び2死一、二塁に。近藤は見逃し三振。

源田「向こうが(バント)シフトを敷いてきたので、(打球を)殺さなければとバットを引き過ぎてファウルになった。追い込まれ、もう開き直って、あとは走者に任せようと思った。二塁走者が(中野)拓夢で足が速いし」

山川「ホームランが一番いい結果なので狙っていったけど、外野フライで間違いなく1点。最低限という表現は好きじゃないが、最高の結果(本塁打)を目指しにいって最低限になったので、内容としてはよかった。もうちょっと(打球が)上がればホームランだったけど、まあ、いいかなと」

◆九回
【表】日本は4番手の大勢(翁田大勢=巨人)がマウンドに。湯浅は3分の2回を投げ1安打無失点。捕手は大城卓三(巨人)。中野が二塁守備に就き、山田が一塁へ。大勢は先頭のL・ウリアスを右飛に。トレホの打球は遊撃と左翼の間に高く上がり、源田が後ろ向きの体勢で好捕。トーマス死球の後、バーンズをフォークで空振り三振に仕留める。

源田「(野手間の)声はほぼ聞こえないから、アイコンタクトというか、そういう感じで守った。フライを追い始めて、(吉田)正尚を見た時、あ、これはショートが捕るべきだなと思った」

大勢「人(観客)がいっぱい、盛り上がり方も独特だったので緊張するかと思った。しなかったけど、ちょっと力んでコントロールミスが多かった。(九回裏は)大谷さんの打順から始まるので、絶対に何かあると信じていた。ムネが打席に立った時、何かやってくれるだろうと信頼していた」

【裏】1点を追う日本。メキシコは6番手の右腕ガジェゴスに継投。先頭の大谷が初球、外角高めの変化球を捉えて中堅へ快打。ヘルメットを外して力走し、二塁打に。塁上で派手なアクションを見せて雄たけびを上げる。吉田が四球で無死一、二塁。吉田は、打席に向かう村上を指さす。一塁走者に代走で周東佑京 (ソフトバンク)が起用される。打席は村上。ファウル、ボールからの3球目、高めの直球をはじき返し、中越えフェンスを直撃。大谷に続き、すぐ後ろまで迫っていた周東が生還。この2点二塁打で逆転サヨナラ勝ちした。二転三転の3時間36分だった。

大谷「どんな打席でも何点差でも、やることは変わらない。ストライクを打つ。必ず塁に出ると自分で決めていた。(高めのボール気味でも)僕の中ではストライクだったので、打ちにいった。セカンドまで行けたのはよかった。(二塁の塁上で)『ここからだぞ!』という気持ちだった。(ヘルメットは)脱げそうだったので、直すより脱げた方がいいかなと。三塁を狙えるかな、と加速していったが、無理をするところでもない、と」

大谷「(村上の打席について)ファーストスイングから、いい軌道で振れていた。必ず打ってくれる、と。一本出たら同点にできるように、いいスタートを切りたいと思った」

吉田「(村上への指さしは)さあ、いこう、ここで。というような感じ」

村上「バントも少し頭をよぎったけど、城石コーチから『監督がムネに任せた、思い切りいってこい、と言っていた』と伝えられ、腹をくくって臨んだ。試合前も監督の気持ちが伝わってきていたので、何とかしたいなという思いがすごくあった。(前の打席の)三邪飛で感覚的にいいものがあり、それを信じて打席に立った。初球を振って、ちょっと前にスウェー(上体が突っ込み気味)しているな、とか冷静に感じることができた。そこを修正して、打てた」

周東「七回から、いつでもいける感じで待機していた。(代走に出て)かえったらサヨナラと思いながら、あの状況で自分がやっちゃいけないことを頭で整理した。打った瞬間(外野手を)越える、勝ったと思った。ムネが打ってくれて本当によかった。言葉で言い表せないくらい、うれしかった」

佐々木朗「絶対に勝ってくれると信じて応援していた。バッター陣に助けられて最高です」

大谷「(決勝でマウンドに上がる準備は)自分にできることを何でもしたいと思っている。投げるなら投げられるし、一生懸命頑張りたい」

決勝・日本-米国

米国 010 000 010|2
日本 020 100 00×|3

大谷「(試合前にチームメートを鼓舞)憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいる、センターを見ればトラウトがいるし、外野にベッツいるとか、野球をやっていれば誰もが聞いたことのあるような選手たち。きょう一日だけは、憧れてしまっては越えられないので、僕らは越えるため、トップになるために来たのだから。彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあ、いこう!」

◆一回
【表】メジャーを代表する強力打線の米国が先攻。日本の先発、左腕の今永昇太(DeNA)は1番のベッツを右飛に。トラウトに二塁打を許したが、ゴールドシュミットを空振り三振、4番アレナードを一ゴロに打ち取り、トラウトを釘付けにした。

【裏】米国は右腕ケリーが先発。後攻の日本は1番のヌートバーが左飛、近藤は遊ゴロ。大谷が四球を選んだが、吉田が見逃し三振。

◆二回
【表】今永は先頭のシュワーバーを右飛に。続くターナーに左越え本塁打を浴び、先制される。リアルミュートに左前打を打たれ、マリンズ見逃し三振の後。アンダーソンの中前打で2死一、二塁のピンチを招いたが、ベッツを左飛に打ち取り、最少失点にとどめる。

今永「カットボールをちゃんとインハイに投げなければいけないところで、一番投げちゃいけないところ、僕も紙に書いているけど、そこに投げてしまったので本当に大反省というか…。ダルビッシュさんに話を聞いても、(大リーガーの強打者に対し)苦手なところをどんどん攻めるが、相手はそこを打とうとするというより、自分のストロングポイントだけを必ず打つ。それ(失投を逃さない)が分かった。それだけでも経験になったと思う」

【裏】1点を追う日本は、先頭の5番村上が初球の直球を捉えて右中間席に特大の同点ソロ。岡本和が右前打。山田が右飛の後、源田の左前打、中村の四球で1死満塁に。米国は2番手の左腕ループに交代。ヌートバーの一ゴロで岡本和が生還して勝ち越す。近藤は中飛。二回終了で日本が2―1とリード。

村上「点を取られた後、何とかすぐに追い付きたい展開だったので、一振りで追い付けてすごくよかった。(感触は)完璧です」

◆三回
【表】日本は今永から右腕の戸郷翔征(巨人)に継投。今永は2回を投げて4安打1失点。戸郷は先頭のトラウトをフォークで空振り三振に。ゴールドシュミットを左飛に打ち取った後、アレナード、シュワーバーに連続四球を与えたが、ターナーをフォークで空振り三振に仕留めた。

戸郷「(トラウトから三振を奪い)あの瞬間、そのままベンチに帰りたいくらいうれしかった。テレビで見たことしかないような選手たちと対戦できて、誇りに思う」

【裏】米国は3番手の左腕フリーランドに継投。日本は先頭の大谷が見逃し三振。吉田が四球を選んだが、村上は二ゴロ併殺打に倒れる。

◆四回
【表】戸郷はリアルミュートを遊直、マリンズをライナー性の左飛、アンダーソンも右飛に打ち取る。

【裏】先頭の岡本和が左越えにソロ。山田は右飛、源田は空振り三振、中村は三ゴロ。四回を終えて日本が3―1とリード。

岡本「(準決勝で本塁打性の飛球を好捕され)入らなかったので、いっぱいウエートトレーニングをして、ご飯も食べて挑んだ。入ってくれてよかった」

◆五回
【表】日本は戸郷に代わり20歳の右腕、髙橋宏斗 (中日)がマウンドに。戸郷は2回を投げ無安打無失点。高橋宏は先頭のベッツに三塁内野安打を許したが、トラウトを空振り三振、ゴールドシュミットを見逃し三振に。アレナードの左前打で2死一、二塁。続くシュワーバーを中飛に打ち取り、ピンチをしのぐ。

高橋宏「やり切った。落ち着く暇もなく終わったので、正直誰と対戦しているのか把握するまで頭が回っていなかった。相手打者をメジャーリーガーとは思わず、一人の打者として投げることができた。気持ちで負けることは1ミリもなかった」

【裏】先頭のヌートバーは右飛。近藤が四球。大谷の二ゴロで近藤が二塁へ。2死二塁で吉田は投ゴロ。

◆六回
【表】日本は高橋宏から右腕の伊藤大海(日本ハム)にスイッチ。高橋宏は1回を2安打無失点。伊藤はターナーを左飛、リアルミュートを三ゴロ、マリンズを直球で空振り三振に。危なげなく3人を抑える。

【裏】米国は3回を投げたフリーランドから右腕アダムに継投。日本は先頭の村上が空振り三振、岡本和も空振り三振。山田が四球で出て二盗に成功。源田が歩き、中村も四球で2死満塁に。ヌートバー右飛で追加点は奪えず。

◆七回
【表】日本は伊藤から5番手として、連投となる大勢に継投。伊藤は1回を無安打無失点。大勢は米国の先頭打者、代打マクニールにストレートの四球を与え、ベッツの左前打で無死一、二塁のピンチ。トラウトはライナー性の右飛で走者そのまま。続くゴールドシュミットにフォークを打たせ、遊ゴロ併殺でピンチを切り抜ける。

大勢「すごい投手が後ろにおられるので、自分のやるべきことをやって、しっかりとつなげられたら勝利に導いてくださると思った」

【裏】米国はアダムから右腕ベッドナーにスイッチ。日本は先頭の近藤が三飛。大谷が遊撃への内野安打で出塁したが、吉田は三ゴロ併殺打に倒れる。

◆八回
【表】日本は大勢に代わりダルビッシュ有(パドレス)が救援。大勢は1回を1安打無失点。ダルビッシュは先頭のアレナードを中飛に。続くシュワーバーにファウルで粘られた末、右越えにソロ本塁打を浴びる。ターナーに中前打を打たれたが、リアルミュートを遊飛、マリンズを中飛に打ち取る。この時点で日本は3―2と1点リード。

ダルビッシュ「同点に追い付かれないように、それだけを考えた。(シュワーバーは)やはり、いい打者なので。自分のことも知っている。最後、ちょっと甘くなったスプリットを打たれたのは、ちょっと悔しい。(その後は)ターナーが出て、すごく走れるし、二塁打を打たれたら同点のところ。そこで抑えられたから」

【裏】米国は右腕ウィリアムズが6番手で登板。日本は先頭の村上が独特の軌道で揺れ落ちるチェンジアップに3球三振。岡本和もチェンジアップに空振り三振。山田は四球を選び、二盗に成功。2死二塁で源田は三ゴロに倒れる。

◆九回
【表】日本は、1回2安打1失点のダルビッシュに代わる7番手で大谷が登板。試合の終盤、三塁ベンチと左翼後方のブルペンを行き来し、その間、七回の打席では全力疾走の内野安打も。ダルビッシュがピンチを招いた八回は、湯浅とともに熱のこもった投球練習。そして1点リードのラスト1回を締めくくるべく、マウンドに立った。守備固めで牧原大成(ソフトバンク)が中堅へ。ヌートバーが左翼に回った。
 大谷は先頭のマクニールをフルカウントから歩かせたが、ベッツに二ゴロを打たせて併殺に。2死走者なしで、エンゼルスのチームメートでもあるトラウトを打席に迎えた。160キロを連発するなどして2ボール2ストライク。力が入った5球目は低めに外れる164キロ。その間、中村が構えるミットはほぼ不動だ。フルカウントからの6球目は、そのミットをめがけて鋭く曲がり落ちるスライダー。フルスイングしたトラウトのバットが空を切った。大谷は帽子とグラブを放り投げて雄たけびを上げ、マウンド付近に歓喜の輪が広がる。濃密な3時間18分のドラマが完結した。

大谷「彼(トラウト)のすごさは(エンゼルスの試合で)ネクストから見ている。人間性を含め、どれだけ素晴らしいかを分かっている。だから、自分のベストを超えるような球を投げないと、なかなか抑えられない。そういう気持ちで臨んだ。このシチュエーションで投げるというのは、そうあることではないので緊張したが、この舞台で投げられて感謝しかない」

山田「この2試合は本当に、やっている僕らもすごく感動した」

ダルビッシュ「このチームで勝ててよかった。チームワークも本当に最高。みんなと友だちみたいに仲良くなれたし、自分にとって最高の時間だった。みんな明るく、お互い支え合ったところが一番の強さだなと思う」

大谷「僕自身、子どもの頃から(日本の)優勝を見てきて、自分もそうなりたいと思って頑張り、実際にそうなれて素晴らしい経験をさせてもらった。今、野球を楽しんでいる次の世代が『僕らも頑張りたい』と思ってくれたら幸せだなと思う」

(2023年3月29日掲載)

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