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南田裕介の「鉄印帳」片手に
会津鉄道は福島県内で西若松駅(会津若松市)と会津高原尾瀬口(南会津町)との間、57.4キロを結ぶ非電化路線です。1927年に国鉄会津線として開業し、JRに引き継がれた後、1987年7月に第三セクター鉄道「会津鉄道」が開業しました。列車のほとんどがJR東の会津若松駅に乗り入れし、時には喜多方駅(喜多方市)にまで足を延ばします。
智頭急行は1994年12月3日に開業した第三セクターの鉄道会社で、兵庫県上郡町の上郡駅を起点とし、終点である鳥取県智頭町の智頭駅までを結ぶ56.1キロの路線で、智頭線と呼ばれています。特急列車が何往復も運転されていて、京阪神や岡山からのお客さんを中国山地を経て鳥取・倉吉へといざなっています。
若桜鉄道若桜線は、鳥取県の郡家駅(こおげ、八頭町)から若桜駅(わかさ、若桜町)を結ぶ19.2キロ の路線です。若桜線の歴史は古く、1930(昭和5)年に開業しました。兵庫県八鹿町付近までの延伸計画もあったのですが、着工されることはありませんでした。
高梁川橋梁を走る井原鉄道のディーゼルカー(同社提供)【時事通信社】
井原鉄道は、岡山県の総社駅(総社市)と広島県の神辺駅(かんなべ、福山市)を結ぶ41.7キロの路線です。総社駅と清音駅(きよね、総社市)の間はJR伯備線と同じ線路を使います。清音駅で伯備線とは別れを告げ、一級河川高梁(たかはし)川を大きくカーブしながら渡っていきます。うっすら曲線を描く鉄橋は新しいですが荘厳な雰囲気で若…
ここに1985年6月の時刻表があります。佐賀県の基山駅(基山町)から福岡県の甘木駅(朝倉市)まで全長約14キロの国鉄時代の甘木線。駅数は全部で七つで、およそ25分で結んでいました。当時、列車は全部で7往復だけで、絵に描いたようなローカル線の時刻表です。特に昼間の時間は列車が1本も走っていなく、最終列車も21時台で終了…
京都丹後鉄道は京都府北部の宮津駅(宮津市)を中心に東は西舞鶴駅(舞鶴市)までの宮舞線、西は兵庫県の豊岡駅(豊岡市)までを結ぶ宮豊線、南は福知山駅(京都府福知山市)までを結ぶ宮福線と、三つの路線を展開するローカル線です。アルファベットの「T」の文字をイメージしていただくと良いかと思います。
「そうだ、錦川鉄道に行こう」―九州出張の帰りふと思い、博多駅から新幹線に飛び乗りました。
天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線(天浜線)は、静岡県の掛川駅(掛川市)と新所原駅(湖西市)を結ぶローカル鉄道です。もともとは1935年に開業した国鉄二俣線でした。東海道線の迂回(うかい)路としての役割も狙って建設されました。1987年にその路線を譲り受けて天浜線として生まれ変わり、現在もたくさんのお客さんを運んでいます。こ…
茨城県と栃木県とを走る真岡鐵道は、1988年に国鉄真岡線を引き継ぐ形で誕生しました。
実はまだ乗ったことがなかった愛知県東部にある第三セクター鉄道「愛知環状鉄道(愛環)」に行ってみました。
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