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史上最年少での六冠達成から一夜明け、笑顔で記念撮影に応じる藤井聡太六冠=20日午前、栃木県日光市
将棋の棋王戦に勝ち、史上最年少で六冠(竜王、王位、叡王、王将、棋聖、棋王)を手にした藤井聡太六冠(20)は、一夜明けた20日午前、栃木県日光市内で記者会見に臨んだ。リラックスした様子で、「結果を出すことができて、うれしさを実感した」と喜びを語った。
中原誠十六世名人
棋士デビュー以来、次々と記録を塗り替えてきた藤井聡太六冠。4月開幕の名人戦では渡辺明名人と再び対決する。かつて一時代を築いた十六世名人の中原誠さん(75)は藤井六冠について、「桁違いの強さ。まだまだ伸びしろがあり、このまま行く可能性は十分ある」とさらなる飛躍に期待する。
渡辺明棋王(右)に勝利した藤井聡太六冠=19日午後、栃木県日光市(代表撮影)
将棋の藤井聡太五冠(20)=竜王、王位、叡王、王将、棋聖=は19日、栃木県日光市で指された第48期棋王戦5番勝負の第4局で渡辺明棋王(38)=名人と合わせ二冠=に後手番132手で勝ち、3勝1敗で初めて棋王を獲得した。1994年に羽生善治九段(52)が達成して以来、史上2人目の六冠となった。20歳8カ月での六冠は羽生九…
記者会見でイチゴを贈られた藤井聡太六冠=19日、栃木県日光市
藤井聡太六冠(20)は19日夜、栃木県日光市内で終局後に記者会見し、史上最年少での六冠達成について、「棋王戦では前期まで良い成績を残せていなかったので、結果を残せてうれしく思う」と喜びを語った。
藤井聡太六冠(20)は19日夜、栃木県日光市内で終局後に記者会見し、史上最年少での六冠達成について、「棋王戦では前期まで良い成績を残せていなかったので、結果を残せてうれしく思う」と喜びを語った。 今年中にも期待される全八冠制覇の可能性に関しては「そこを目指すという意識はしていない。実力的にも足りないところがあるので…
将棋の藤井聡太六冠(20)=竜王、王位、叡王、王将、棋聖、棋王=は、19日に放送された第72回NHK杯将棋トーナメント決勝(対局日は2月13日)で佐々木勇気八段(28)に勝ち、初優勝した。
王将戦で初防衛を果たし、感想戦に臨む藤井聡太五冠=12日、佐賀県上峰町(代表撮影)
将棋の藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖と合わせ五冠=が11、12日、佐賀県上峰町で指された第72期王将戦7番勝負の第6局で挑戦者の羽生善治九段(52)を後手番88手で破り、4勝2敗として初防衛を決めた。羽生九段の通算タイトル100期の達成はならなかった。
将棋の名人戦挑戦権を争うプレーオフで、広瀬章人八段(左)に勝った藤井聡太五冠=9日未明、東京都渋谷区の将棋会館
将棋の第81期名人戦A級順位戦のプレーオフが8日、東京都内で指され、藤井聡太五冠(20)=竜王、王位、叡王、王将、棋聖=が広瀬章人八段(36)を破り、渡辺明名人(38)=棋王と合わせ二冠=への挑戦権を獲得した。初めて名人に挑戦する藤井五冠は終局後の9日未明に記者会見し、「名人戦の舞台にふさわしい、良い内容の将棋を指し…
記者会見でイチゴを贈られた藤井聡太六冠=2023年3月19日【時事通信社】
棋王戦5番勝負の第3局で敗れた藤井聡太五冠=5日午後、新潟市(代表撮影)
将棋の渡辺明棋王(38)=名人と合わせ二冠=に藤井聡太五冠(20)=竜王、王位、叡王、王将、棋聖=が挑戦する第48期棋王戦5番勝負の第3局が5日、新潟市で指され、後手の渡辺二冠が174手で勝ち、1勝2敗とした。藤井五冠の最年少での六冠達成は持ち越しとなった。第4局は19日に栃木県日光市で指される。
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