時事ドットコムニュース
特集
<SDGs関連特集>
多摩川に生息する魚を調べるため、網を打つ山崎愛柚香さん=2022年5月30日、川崎市
東京都と神奈川県の境を流れる多摩川で、本来生息しないはずの熱帯魚や大型肉食魚などの外来魚が次々と見つかっている。南米アマゾン川になぞらえ「タマゾン川」という言葉も生まれたが、河川の「アマゾン化」は多摩川に限らず、各地で進んでいるという。なぜ日本の河川に熱帯魚が生息するのだろうか。生態系に影響はないのか。(時事ドットコ…
ピリカを利用する中西正治さんの投稿。この日拾ったごみは93個で、投稿には「ありがとう」が51件、コメントが6件が付いている=2022年5月24日撮影
道端に落ちているごみを拾い、写真を撮る。文章を添えて投稿すると、見知らぬ人から感謝やねぎらいの言葉が届くー。他人から気付かれにくいごみ拾いを「見える化」したインターネット交流サイト(SNS)が注目を集めている。「美しい」を意味するアイヌ語から命名されたSNSは世界113カ国・地域で利用されるまでになり、投稿されたごみ…
飲み物を運ぶ「OriHimeーⅮ(オリヒメディー)」(右)。テーブル奥の赤い着物姿が注文を取る「OriHime(オリヒメ)」=2022年4月20日午後、東京都中央区
「当店のイチオシはローストビーフです」。テーブル席に着いた4人組の男女に、人間の上半身型のロボットが話し掛けた。声の主は福岡県内に住む重症筋無力症の女性だ。東京都中央区のオフィス街にある、とあるカフェでは病気や障害で外出が困難な人たちがロボットという「分身」を通じて接客する。寝たきりの人にも働く喜びをもたらした現場を…
2022年3月20日にオンラインで開かれたクリニクラウンのイベント。左上隅に「まめたん」、隣に「ポリタン」が映る。右下隅は記者(日本クリニクラウン協会提供)
新型コロナウイルスのまん延は、入院中の子どもたちに笑顔を届ける臨床道化師(クリニクラウン)の活動にも変革を迫った。対面でのふれあいが重視されてきたケアの現場。家族すら面会が制限され、止むを得ずかじを切ったオンライン化だったが、画面を通じた子どもたちとの交流は思わぬ副産物をもたらしたという。クラウンの奮闘を追った。(時…
国連(UN)が定めている「持続可能な開発目標」(SDGs)の17目標[国際連合ホームページより]
地球温暖化が叫ばれて久しい。2021年の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で採択された文書には世界の気温上昇を「1.5度に抑える努力の追求」も明記されたが、温暖化が進むと私たちの生活はどのような影響を受けるのだろう。防止するためにできることはあるのか。各国を取材する環境ジャーナリストの竹田有里さんに…
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