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世界柔道2019
世界柔道選手権の優勝報告会で、環太平洋大の大橋節子学長(左)、女子柔道部の古賀稔彦総監督(右)と握手を交わす素根輝選手=10日午前、岡山市の同大
世界柔道選手権女子78キロ超級で金メダルを獲得した素根輝(環太平洋大)が10日、岡山市の同大学で優勝を報告した。今回の優勝で東京五輪代表の座に近づいた素根は、「東京五輪は必ず金メダルを取るという気持ちがあるので、その目標を達成できるようにまた努力していきたい」と話した。
柔道の世界選手権に出場したイラン選手が、同国政府から敵対関係にあるイスラエルの選手との対戦を避けるため棄権するよう圧力を受けていた問題で、国際柔道連盟(IJF)のマリウス・ビゼール会長は2日、自身のツイッターでイラン柔道連盟に処分を与える可能性を示唆した。「IJFのルールや柔道の原則、五輪憲章に従って手続きを進める」…
世界柔道で金メダルを獲得した女子52キロ級の阿部詩(左)と男子73キロ級の大野将平=東京・日本武道館
1日まで行われた柔道の世界選手権で、日本は個人戦男女7階級に各9人が出場し、金4個を含む計15個のメダルを獲得した。個人戦の金は前回の7個から減ったが、東京五輪の前年で会場が同じ日本武道館。海外勢も調子を上げる中、頂点に立った4人の評価は高い。
東京・日本武道館で先月28日に行われた柔道の世界選手権男子81キロ級で、前回大会覇者のサイード・モラエイ(イラン)が敵対関係にあるイスラエルの選手との対戦を避けるために棄権するよう、イラン政府から圧力を受けていた。国際柔道連盟(IJF)の理事を務める全日本柔道連盟の山下泰裕会長が1日、明らかにした。
混合団体戦で3連覇を果たし、金メダルを手にする日本の選手=1日、東京・日本武道館
柔道の世界選手権最終日は1日、来年の東京五輪のテスト大会を兼ね、日本武道館で五輪新種目となる男女混合の団体戦が行われ、日本は決勝でフランスを4-2で下して3連覇を果たした。初戦の準々決勝は韓国、準決勝ではブラジルにいずれも4-0で勝った。日本は男女各7階級の個人戦と合わせ、今大会で金メダル5個を獲得。
混合団体決勝フランス戦、相手選手を寝技に引き込む浜田尚里(左)=1日、東京・日本武道館
昨年と同じ顔合わせとなったフランスとの決勝。日本の3勝2敗となり、女子70キロを超える区分に、78キロ級銀メダルの浜田が挑んだ。相手は金のマロンガ。個人戦から中1日にして雪辱の機会が訪れ、「絶対に優勝を決めよう」と気合が入った。
新井にとって、フランスとの混合団体戦の決勝は自身との戦いでもあった。相手は女子70キロ級覇者の称号を譲ったガイエ。「こんなチャンスはない。この相手に勝ち切りたい。もう一度、自分を信じてやろう」と決意を込めて畳に上がり、取り組んできた寝技で仕留めた。
◇浜田がチームに勢い
世界柔道選手権の観戦に訪れた安倍晋三首相(左)。右は全日本柔道連盟の山下泰裕会長=1日、東京・日本武道館
安倍晋三首相は1日夜、東京・北の丸公園の日本武道館で行われた柔道世界選手権の男女混合団体決勝を観戦した。男女混合団体は2020年東京五輪の新種目。日本オリンピック委員会(JOC)会長も務める山下泰裕全日本柔道連盟会長らと並んで観客席に着き、周囲と時折言葉を交わしながら熱戦に見入っていた。日本がフランスを破って3連覇を…
全日本柔道連盟の山下泰裕会長は1日、世界選手権の閉幕を受け、会場の東京・日本武道館で取材に応じ、日本勢が個人戦で獲得した金メダルが男女とも2個ずつにとどまった成績について「思った以上に厳しい戦いだった。全体的によく研究され、苦戦している印象」と述べた。昨年の前回大会での男子2、女子5の計7個から3個減った。
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