時事ドットコムニュース
連載
時事コム取材班
「ストッキング離れ」-。そんな言葉がSNSで話題となっているのが目に留まった。ストッキング・タイツの国内供給量(輸入品含む)は、実は全盛期の10分の1に激減している。ファッショントレンドや仕事服の変化の影響なのか。取材を進めると、時代の移ろいとともに女性も男性も、身に着けるものに対する意識や価値観が変わりつつあることが見えてきた。(時事ドットコム編集部 川村碧)
伝え方トレーニングのレッスンを行うカエカの講師=2023年2月11日、東京都中央区
人前での話し方やスピーチに注目が集まっている。新型コロナウイルスの影響でオンラインのコミュニケーションが広がった今、就職活動を控えた学生や、経営者、弁護士など、多種多様な人たちが「伝える力」を身に着けようとしているという。いったい何が起きているのか。伝え方トレーニング事業を手掛け、政治家のスピーチライターも務める女性…
エンバーミングを行う処置室(フューネラルサポートサービス提供)
失った家族を生前の姿に近づける「エンバーミング」が急速に広がっている。新型コロナウイルス禍や、時代の移り変わりで葬儀が小規模化していることも影響しているという。少子高齢化が加速し、多死社会を迎える日本。大切な人との「お別れ」はどのように変化していくのだろうか。(時事ドットコム編集部 谷山絹香)
交差点で児童の登校を見守るボランティア(左)(記事とは関係ありません)
男が小学生に「雨が降ってるからこの傘使いな」と声を掛ける事案が発生―。2023年1月、九州地方で発信された防犯情報メールがSNS上で物議を醸した。「傘を貸しただけなのに」「不審者扱いされるなら助けないほうがいい」。声掛けをめぐる防犯情報が取り沙汰されるのは、これに限った話ではない。地域の見守りに何が起きているのか。取…
2011年3月の東日本大震災で炊き出しをする住民ら(住民提供写真)
時事通信に入社して10年目のわたしは宮城県出身で、仙台市内の実家は約30戸が入居する分譲型マンションだ。多くの住民は互いに名前と顔を把握していて、一緒に花見をしたり、東北の秋の風物詩「芋煮会」を楽しんだり。2023年3月11日で東日本大震災から12年。実父が関係する話で恐縮だが、そんな近所付き合いが「いざ」というとき…
スーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長=2023年1月25日、東京都練馬区
食品値上げに野菜の記録的な不作、レジ袋の有料化ー。幅広いテーマでテレビのインタビューを受ける様子を一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか。街の八百屋さんから有名スーパーマーケットに成長させた社長によると、取材の数は年350件にも上るそう。いったいどんな人なのだろう。気になる名物社長に会ってきました。(時事ドットコム編集部 谷山絹香)
入場制限を知らせる看板=2021年8月14日、東京都内
「こちらコーヒーになります」「なるほどですね」―。日常的に耳にする言葉ですが、眉をひそめる方もいます。本当におかしな日本語なのでしょうか。コミュニケーションで使われる言葉を研究する法政大の椎名美智教授によると、敬語には「敬意盛り盛り」にならざるを得ない宿命のようなものがあるのだそうです。(時事ドットコム編集部 横山晃…
サッカーW杯カタール大会の日本対スペイン戦後、ナウル国旗を紹介するナウル共和国政府観光局日本事務所のツイート
太平洋に浮かぶ島国ナウル共和国。政府観光局日本事務所のツイッター公式アカウントは、開設から1週間で本国の総人口を上回る1万3000人超のフォロワーが付き、最近では、2022年のサッカーW杯カタール大会で日本代表が強豪スペインに勝利した後の投稿が絶賛された。「共和国としては世界最小」の島国が日本でのつぶやきに力を入れる…
1984年春、愛知県体育館で行われた河合塾の入塾式(河合塾提供)
入学先にこだわらなければ、誰でも合格できるー。受験生が定員の数を下回る「大学全入時代」が訪れようとしている。競争緩和の影響で、浪人生の急激な減少に加え、「大卒の価値」の地殻変動も起きているという。受験生にとっては志望校合格へのチャンスが広がった形だが、かつて「戦争」とも例えられた大学受験の変化は、日本に何をもたらすの…
JR本八幡駅前に立つ「本八幡bot」さん=2023年1月9日午後、千葉県市川市
SNSで地元の魅力や情報を発信する「地域インフルエンサー」。千葉県市川市の中心部、本八幡エリアを盛り上げてきた「本八幡bot(もとやわたボット)」さんも、そんなインフルエンサーの1人ですが、botさんは地元で女性を助けたことがきっかけで暴行被害に遭い、視覚障害が残る重傷を負いました。地域の人々に支えられた再生までの道…
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