時事ドットコムニュース
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時事コム取材班
「名前入りカセット博物館」のデータベースに掲載されているファミコンソフト(博物館のサイトより)
子供の頃、カセット型のゲームソフトに自分の名前を書き、大事にしていた記憶はありませんか。そんなソフトを当時の思い出とともに持ち主に返すという、風変わりな活動を続けるネット博物館があります。開館から7年。持ち主が判明したケースは少ないですが、今回、貴重な「5人目」への返却の様子を取材することができました。(時事ドットコ…
シジュウカラ(鈴木俊貴・東大先端科学技術研究センター准教授提供)
動物は何を話しているのか。その謎に迫る「動物言語学」の研究室が2023年4月、東京大先端科学技術研究センターに世界で初めて誕生した。率いるのは、シジュウカラを研究し、世界に先駆けて動物が言語を持っていることを実験で証明した鈴木俊貴准教授(39)。どんな研究をしているのか、開設したばかりの研究室を訪ねた。(時事ドットコ…
記者の質問に答える国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子裁判官=2023年7月27日、東京都港区
ロシアのウクライナ侵攻に伴う戦争犯罪を巡り、プーチン大統領に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子裁判官が、ロシア当局から指名手配されたと報じられました。当日、赤根裁判官は一時帰国中で、以前から交流のある国際刑事法の専門家、フィリップ・オステン慶応大教授と対談していました。プーチン氏を逮捕することは可能なの…
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「便秘外来」。偶然見つけた専門外来は一般の内科ではなく、小児科に開設されていた。排便に悩みを抱える子どもたちは、そんなにも多いのだろうか。取材してみると、無意識に便を漏らすまで悪化し、不登校に至った児童も見つかった。子どもたちのおなかに何が起きているのか。(時事ドットコム編集部 川村碧)
バスの運転席に座る松山建也さん(本人提供)
スマートフォンの音声認識アプリに「時事通信の長田です」と吹き込み、文字起しされた言葉が並ぶ画面を見せると、ほほ笑みながらうなずいた。「本日はよろしくお願いします」と伝えると、ノートパソコンのチャット画面に「こちらこそ、暑い中お越しいただきありがとうございます」と打ち込む。松山建也さん(30)は「感音性難聴」を抱え、生…
オシエルズ=2023年7月11日、東京都狛江市
「日本一学校を回るお笑いコンビ」。そんな異名のある2人は、芸人として700校以上を訪問し、延べ約9万人の児童・生徒を前に講演やワークショップを繰り返す一方、大学や短大などで非常勤講師も務める。二足のわらじを履いた結成10年目のコンビが「笑い」で子どもたちに伝えたいメッセージとは。(時事ドットコム編集部 谷山絹香)
着脱式のロボットアーム「自在肢(JIZAI ARMS)」と握手する東京大先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授=2023年7月28日、東京都目黒区
まるでSFの世界のような発明品を次々に生み出す科学者がいる。「人間拡張工学」を専門とする東京大先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授だ。分身、合体、超感覚、果ては幽体離脱も研究対象という教授の原点は、人気漫画「ドラえもん」に登場するのび太くんのようだった少年時代にあった。(時事ドットコム編集部 太田宇律)〔動画あり〕
ヘラルボニーが東京メトロ霞ケ関駅構内に掲示した意見広告ポスター(同社提供)
障害があるからこそ描ける世界があるー。そんな思いで、特色あるアート作品を生み出す作家をプロデュースする企業がある。2023年7月、創業5周年を迎えたその企業は「異彩を、放て。」をミッションに、知的障害者の活躍の場を創り出している。(時事ドットコム編集部 横山晃嗣)
部活動(イメージ画像)
中学校の部活動が変わろうとしている。2023年度、教員が担っていた指導を地域や民間に任せる「地域移行」が段階的にスタート。まずは土日の活動での委託が始まった。背景にあるのは、教員の働き方の問題。休日返上で指導していた教員ばかりか、生徒からも歓迎の声が聞かれたが、指導員の確保や保護者の費用負担などの課題も残る。(時事ド…
ずらりと並んだお中元を選ぶ客=2023年7月11日、東京都豊島区
夏のご挨拶「お中元」を贈る人が減っている。各百貨店やメーカーを対象にした民間調査によると、ここ数年減少傾向が続いており、今後も市場規模は縮小していく見通しだ。時代の変化の表れかと思いきや、ギフト市場全体は成長傾向にあるという。古くから続く贈り物文化は、どう変わってきているのだろうか。(時事ドットコム編集部 川村碧)&…
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