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あおり・危険運転 関連ニュース
埼玉県熊谷市の市道で2009年、小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が死亡したひき逃げ事件で、母代里子さんが22日、法務省や警察庁に死亡ひき逃げの公訴時効撤廃や捜査罪名の変更を求める嘆願書を提出した。
取材に応じる松永拓也さん=17日午後、東京都内
事故に至った要因は何か。池袋暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(37)は、刑事裁判では分からなかった真相を求めて訴訟を起こした。だが、直面したのは思わぬ「二次被害」だった。
記者会見する遺族の松永拓也さん(右)。左は亡くなった真菜さんの父親の上原義教さん=27日午後、東京都千代田区
「裁判を機に、交通事故が起きないよう議論を進めてほしい」。池袋暴走事故を巡る訴訟の判決を受け、遺族で原告の松永拓也さん(37)らが27日、東京都内で記者会見し、今後も再発防止の活動を続けていくと決意を語った。
事故現場で実況見分に立ち会う旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三受刑者(左)=2019年6月13日、東京都豊島区
東京・池袋で2019年4月、母子2人が死亡した乗用車暴走事故で、運転していた旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三受刑者(92)と保険会社に対し、遺族らが慰謝料など計約1億7000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。平山馨裁判長は「一方的で重大な過失があった」と述べ、飯塚受刑者などに計約1億460…
損害保険業界は、交通事故被害者や遺族への対応改善に向けてハンドブックを作成した。池袋暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(37)ら遺族の団体が、所管する金融庁などに改善を申し入れたことが契機となった。
最高裁=東京都千代田区
東京都渋谷区で2018年、乗用車が暴走し男性が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)などの罪に問われた元東京地検特捜部長で弁護士の石川達紘被告(84)について、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は15日付で、被告側の上告を棄却する決定をした。禁錮3年、執行猶予5年とした一、二審判決が確定する。
【図解】ドライブレコーダーの国内出荷台数の推移
自動車の運転状況を映像で記録するドライブレコーダーの販売に急ブレーキがかかっている。電子情報技術産業協会(JEITA)などのまとめによると、2022年度の出荷台数は前年度比20.8%減の425万7906台と大幅に落ち込んだ。悪質な「あおり運転」対策で市場が急拡大してきたが、ここにきて特需が一服したとの見方も出ている。
交通安全対策に関する関係閣僚会議で発言する岸田文雄首相(右から2人目)=5日午後、首相官邸
政府は5日、交通安全対策に関する関係閣僚会議を首相官邸で開いた。危険性のある全国の小学生通学経路7万6404カ所のうち、約8割に当たる6万1637カ所で歩道やガードレール、標識の整備などの対策が取られたとする点検結果が報告された。
大阪高裁=大阪市北区
あおり運転を巡るトラブルに遭い、相手の40代男性運転手を工具で殴ってけがをさせたとして、傷害罪に問われた建設業の男性(51)の控訴審判決が8日、大阪高裁であった。斎藤正人裁判長は正当防衛の成立を認め、罰金30万円とした一審大阪地裁堺支部判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。
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