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崔さんの眼
これまで韓国では、労組と会社が衝突した際、一般的な世論は労組に味方するのが普通だった。労組は「弱者」であり、経営陣は「強者」というイメージがいまだに強いからだ。しかし、現代自労組は違う。労組のわがままと利己主義に、国民世論は完全に背を向けているのだ。
韓国の大学キャンパスで、香港と中国の「代理戦争」が勃発している。韓国人学生たちが横断幕を掲げ、あるいは掲示板で主張すれば、中国人留学生たちがそれを撤去し、韓国人学生たちが再び横断幕を掲げ、再び中国人留学生によって撤去され…と、いたちごっこが繰り広げられている。
毎年同じ時期に日本人のノーベル賞受賞のニュースを見ている韓国の気持ちは複雑だ。どの国よりも日本をライバル、敵、競争者として強い対抗意識を燃やしてきた韓国だ。BTS(防弾少年団)に代表される韓国文化の流行、そして、スポーツの日韓戦での勝利などで覚えた「勝利の快感」は、ノーベル賞の季節になれば、あまりにも無力に消えてしまう。
「日本ではコンビニのバイトだけでも生活できると聞いた。日本に行ってフリーター生活をしてみたい」。韓国では時折、こんなことが話題になる。恐らくは、日本のドラマや映画の影響だろう。だが、韓国の若者たちが誤解していることがある。韓国のコンビニのバイトと日本のコンビニのバイトは全く違う仕事だということだ。
反日デモを取材する記者たちのカメラは99%日本製だったし、反日イベントの公演に登場したあるバンドは日本製楽器を持って、民族意識を高揚させる歌を歌う。ソウル市内に掛けられた「ジャパン・ボイコット」の垂れ幕は、武藤工業の印刷機でしか作れない。さらに、Tシャツに反日スローガンの刺しゅうを入れたのはブラザー工業のミシン、反日広告に登場したアンティークな雰囲気のペンはパイロットコーポレーションの製品。
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