時事ドットコムニュース
特集
わたしが書きました(太田宇律)
太田宇律(おおた・いえのり) 2008年入社。横浜総局神奈川県警担当から社会部へ異動し、警視庁や皇室、刑事裁判などの取材を経験してきました。22年から「時事ドットコム取材班」。ネットをめぐるトラブルや生成AI、著作権問題などに関心があります。
東京都出身、3児の父。趣味は映画鑑賞とサウナ巡り、ヤクルトスワローズの応援。
就職活動(イメージ画像)
高校を出て就職する「高卒人材」の早期離職率が高止まりしている。4割が3年以内に離職し、4人に1人は就職先を「0点」と評価ー。ある調査で、そんな結果が出るほど、就職先と希望のミスマッチが生じているという。いったいなぜ。生徒や教諭、専門家に取材すると、大卒人材の就職活動とは異なる「慣行」が背景に浮かんできた。(時事ドット…
撮影に応じる義足ユーザーの柊子さん(左)とりょーさん=2023年8月30日、東京・浅草
「自然すぎて気付かなかった」「歩き方めちゃくちゃきれい」。多くのコメントが寄せられた動画には、銀色の義足をあらわにし、街中を散策する2人の男女が映っていた。投稿したのは、義肢装具士の男性。背景を取材すると、義足を隠さずに歩くことについて、当事者たちが抱える「特別な思い」が見えてきた。(時事ドットコム編集部 太田宇律)…
「名前入りカセット博物館」のデータベースに掲載されているファミコンソフト(博物館のサイトより)
子供の頃、カセット型のゲームソフトに自分の名前を書き、大事にしていた記憶はありませんか。そんなソフトを当時の思い出とともに持ち主に返すという、風変わりな活動を続けるネット博物館があります。開館から7年。持ち主が判明したケースは少ないですが、今回、貴重な「5人目」への返却の様子を取材することができました。(時事ドットコ…
記者の質問に答える国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子裁判官=2023年7月27日、東京都港区
ロシアのウクライナ侵攻に伴う戦争犯罪を巡り、プーチン大統領に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子裁判官が、ロシア当局から指名手配されたと報じられました。当日、赤根裁判官は一時帰国中で、以前から交流のある国際刑事法の専門家、フィリップ・オステン慶応大教授と対談していました。プーチン氏を逮捕することは可能なの…
着脱式のロボットアーム「自在肢(JIZAI ARMS)」と握手する東京大先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授=2023年7月28日、東京都目黒区
まるでSFの世界のような発明品を次々に生み出す科学者がいる。「人間拡張工学」を専門とする東京大先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授だ。分身、合体、超感覚、果ては幽体離脱も研究対象という教授の原点は、人気漫画「ドラえもん」に登場するのび太くんのようだった少年時代にあった。(時事ドットコム編集部 太田宇律)〔動画あり〕
「日本の男性は女性の2倍も自殺している。女性よりもずっと、男性の方が生きづらい」ー。SNS上で、こんな意見を目にしたことがある。統計上は確かにその通り。だが、日本は本当に、男性の方が生きづらい社会なのだろうか。自死をめぐる男女差は、いったいどこから生じるのか。(時事ドットコム編集部 太田宇律)
パンクのイメージ画像
「車が故障したので格安ロードサービス業者を呼んだら、法外な料金を請求された」ー。最近、こんなトラブルが相次いでいるとして、損害保険業界が注意を呼び掛けている。背景を調べると、浮かび上がってきたのは、昨年、取り沙汰された「トイレ詰まり」をめぐる高額請求との共通点。いま、路上で一体何が起きているのか。(時事ドットコム編集…
ゲーム実況のイメージ画像
ゲームの動画配信が活況だ。自分のプレーを生中継する「ゲーム実況」には芸能人も続々と参入しており、配信の盛り上がりがそのゲームの売り上げを左右することも珍しくない。ただ、ゲーム画面の無断配信は権利者の著作権を侵害する恐れがあり、内容の「ネタバレ」には賛否が分かれる。境界を分けるものは何なのだろうか。(時事ドットコム編集…
入学式のイメージ画像
子どもが小学校に入ると、保護者が仕事を続けにくくなる「小1の壁」に注目が集まっている。岸田文雄首相が国会で「打破することは喫緊の課題だ」と発言し、SNSでは「#学童落ちた」がトレンド入りした。「壁」が急速に社会問題化した背景には何があるのか。取材を進めると、7年前に投稿されたブログ記事とのつながりが浮かび上がってきた…
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