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衆参5補選(衆院千葉5区、和歌山1区、山口2、4区、参院大分)
国民民主党の榛葉賀津也幹事長=23日
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は28日の記者会見で、立憲民主党が先の衆参補欠選挙の衆院千葉5区と参院大分選挙区で惜敗したことに関し、「(立民は)勝てたと思う。(同党の)小西洋之参院議員の『サル発言』が相当効いた」と述べた。(2023/04/28-15:58)
衆院本会議で細田博之議長から紹介される自民党の英利アルフィヤ氏(前列中央)。同列左は吉田真次氏。同列右は岸信千世氏=27日午後、国会内
自民党安倍派は27日の会合で、衆院山口2区、同4区、参院大分選挙区の3補欠選挙でそれぞれ当選した岸信千世、吉田真次、白坂亜紀各氏の入会を了承した。党内最大の同派所属議員は99人になった。
自民党二階派の政治資金パーティーであいさつする二階俊博会長=26日午後、東京都千代田区
自民党二階派(志帥会、42人)は26日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開き、派を率いる二階俊博元幹事長は岸田政権を支える姿勢を強調した。ただ、先の衆参5補選では同党で唯一、二階氏のお膝元の和歌山で敗北を喫し、派閥退会者も出ている。非主流派の立場が続く中、結束を保持できるかが課題だ。
立憲民主党の常任幹事会で発言する泉健太代表=25日午後、東京・永田町の国会
立憲民主党は25日、国会内で常任幹事会を開き、先の衆参5補欠選挙のうち公認候補を立てた3選挙区で全敗したことを受け、総括に向けた議論に着手した。泉健太代表は会合で、続投する考えを表明。ただ、党内には執行部の責任を問う声もくすぶっている。
記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表=25日午後、首相官邸
岸田文雄首相(自民党総裁)は25日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、自民党の4勝1敗となった衆参5補欠選挙について意見を交わした。山口氏は「辛勝した側面もあるので、謙虚に受け止めていこうということで認識は一致した」と記者団に明らかにした。衆院解散・総選挙については話題に上らなかったという。(2023/04/…
記者団の取材に応じる岸田文雄首相=24日午前、首相官邸
23日投開票の衆参5補欠選挙は、自民党が4勝1敗で勝ち越し、岸田文雄首相(党総裁)が政権運営に一定の評価を得る結果となった。ただ、日本維新の会に和歌山県で初の国政議席確保を許すなど、与党側の不安要素も浮き彫りになった。衆院議員任期の折り返し点が10月に迫る中、衆院解散を巡る首相の判断に注目が集まる。
自民党の茂木敏充幹事長(写真左)と日本維新の会の藤田文武幹事長
岸田政権の中間評価と位置付けられた衆参5補欠選挙は23日投開票され、自民党は4勝した。衆院の山口2区、同4区に加え、接戦となった千葉5区、参院大分選挙区を制した。日本維新の会は衆院和歌山1区で勝利。立憲民主党は公認候補を擁立した3選挙区で全敗した。
岸信千世氏(自民)
岸田政権の中間評価を問う衆参5補欠選挙は23日、投開票された。自民党は衆院の千葉5区、山口2区、同4区、参院大分選挙区で与野党対決を制し4勝。日本維新の会は衆院和歌山1区で自民に勝利した。立憲民主党は公認候補を擁立した3選挙区で全敗した。
衆参5補欠選挙の結果を受け、記者団の取材に応じる自民党の茂木敏充幹事長=24日未明、東京・永田町の同党本部
23日に投開票された衆参5補欠選挙の結果を受け、自民党の茂木敏充幹事長は「外交問題や少子化対策について岸田政権として大きな政策決定を行い、一つ一つの課題に向き合ってきた姿勢が評価された」と党本部で記者団に語った。一方、立憲民主党の岡田克也幹事長は公認候補3人全員が敗北したことについて「頑張っていただいた皆さんに非常に…
衆院和歌山1区補欠選挙で、日本維新の会の街頭演説を聞く人たち=22日、和歌山市
23日投開票された衆参5補選で時事通信が行った出口調査によると、衆院和歌山1区で「支持政党なし」と答えた無党派層のうち、66.7%が勝利を決めた日本維新の会の林佑美氏に投票した。自民党支持層からも3割近くが林氏に流れた。自民の門博文氏は同党支持層の66.0%から票を得た。
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