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アフガニスタン情勢 関連ニュース
【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権は13日、新たに着任した中国大使から信任状を受理したと発表した。ロイター通信によると、タリバンが2021年8月に政権を奪取して以降、正式な駐在大使を新たに受け入れたのは初めて。
アフガニスタンとパキスタンの国境=2月2日、トーカム(AFP時事)
【ペシャワルAFP時事】パキスタンとアフガニスタンの国境警備隊の間で6日、銃撃戦が起き、両国間で最も交通量が多いと言われる国境が封鎖された。パキスタン当局が明らかにした。
記者会見するアフガニスタンのアブダリ駐日大使=29日午後、東京都千代田区
アフガニスタンのアブダリ駐日大使は29日、東京都内で記者会見し、アフガンで国家運営の実権を掌握したイスラム主義組織タリバンに対して各国が「圧力」をかけ、国内融和に向けた交渉の席に着かせてほしいと訴えた。日本政府に対しては「(政治的に)中立な立場」を生かし、合意形成に向けた議論を主導するよう求めた。
検問所に立つタリバンの治安要員=18日、カブール(EPA時事)
【ニューデリー時事】国連アフガニスタン支援団(UNAMA)は22日、イスラム主義組織タリバンが復権して以降、崩壊した民主政権やその治安部隊の関係者少なくとも218人を正式な司法手続きを経ず殺害したと指摘する報告書を公表した。タリバンは権力掌握当初、前政権関係者らの「恩赦」を約束していたが、守られていない実態が浮き彫り…
検問を行うアフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの治安要員=18日、カブール(EPA時事)
【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の幹部が、治安部隊の一部として数千人の自爆要員を組織していると発言した。地元メディアが伝えた。タリバンは反政府勢力だった時と同様、統治する側に回った現在でも自爆を有効な攻撃手段と見なしていると言えそうだ。
アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの復権2年を祝うタリバンのメンバーや支持者ら=15日、カブール(EPA時事)
【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権のシャライ法相は16日、国内における全ての政党の活動を禁じると発表した。「シャリア(イスラム法)に基づいておらず、国にいかなる利益ももたらさないため」と説明している。国営バフタル通信が伝えた。
取材に答えるアフガニスタン人女性ロキアさん(仮名)=9日、カブール
【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンが復権して、15日で2年。極端なイスラム法解釈の下、教育や就労の場から女性を締め出す措置は、枚挙にいとまがない。その一方、学ぶ機会を奪われた女性の居場所をつくる取り組みも、水面下で行われている。
【図解】ドーハ
【ワシントン時事】米国務省は31日、ウエスト・アフガニスタン担当特別代表らがカタールの首都ドーハでアフガンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の代表団と協議したと発表した。30、31両日に行われた協議で女性抑圧政策の撤回を求めたという。
29日、アフガニスタン西部ヘラート郊外で、集めた楽器を焼却するイスラム主義組織タリバンのメンバー(勧善懲悪省提供)(AFP時事)
【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の「宗教警察」に当たる勧善懲悪省は30日、西部ヘラート州で住民から没収した楽器を焼却する写真を公開した。同省幹部は声明で「音楽は若者を誤った方向に導き、社会を壊す原因だ」と指摘。楽器の演奏者は処罰すると警告した。
【ワシントン時事】米国務省は26日、ウエスト・アフガニスタン担当特別代表らが同日から31日までの日程で、カザフスタンとカタールを訪問すると発表した。カタールの首都ドーハでは、アフガンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の代表団と会談し、人道支援などについて話し合う。(2023/07/27-07:01)
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