時事ドットコムニュース
特集
統一地方選2023
北海道警本部=札幌市中央区
4月9日に投開票があった北海道知事選と道議選で自分の母親に成り済まし投票したとして、北海道警は9日までに、公選法違反(詐偽投票)容疑で、士別市議会の井上久嗣議長(63)を書類送検した。道警への取材で分かった。
初登庁し、花束を受け取った奈良県の山下真知事=8日午前、県庁
4月の奈良県知事選で初当選した山下真知事が8日、初登庁した。山下氏は職員に向けた就任あいさつで、「県政を変えることが私の責務だ」と強調。県の2023年度予算に関し「公約実現のために一部執行停止を指示する」と表明した。
記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表=4月25日、首相官邸
公明党が次期衆院選への危機感を強めている。国政選挙並みの態勢で臨んだ統一地方選は12人が落選し、集票力の衰えを印象付けた。この統一選で伸長した日本維新の会は、公明が大阪・兵庫で持つ衆院小選挙区6議席の奪取をうかがう。定数が増える都市部の小選挙区擁立に向けては自民党との不協和音が残ったままだ。
公明党福島県本部の政経セミナーであいさつする山口那津男代表=28日午後、福島県郡山市
公明党の山口那津男代表は28日、福島県郡山市で行われた党会合であいさつし、今後予定される県内の地方選挙に向けて引き締めを図った。4月の統一地方選で12人が落選したことを踏まえ、「実績があり、どんな素晴らしい人格であっても、選挙はその都度、候補の決意、迫力そして勢いを有権者に訴える必要がある」と語った。(2023/04…
記者団の取材に応じる自民党大阪府連会長の宗清皇一衆院議員=28日午後、東京・永田町の同党本部
自民党は28日、先の統一地方選で大阪府知事・大阪市長「ダブル選」をはじめ府内で大敗したことを受け、党本部と府連の幹部が対応を協議した。「府連再建」へ党本部が関与を強める方針だが、大阪以外へも勢力を広げる日本維新の会の勢いをどう止めるか、妙案は見いだせていない。
公明党の石井啓一幹事長=24日、東京都新宿区
公明党の石井啓一幹事長は28日の記者会見で、統一地方選の東京都区議選で計8人が落選したことが、衆院選小選挙区の「10増10減」に伴う自民党との候補者調整に及ぼす影響について問われ、「ないと考えている」と述べた。公明党は埼玉と愛知で新たな候補者擁立を決め、さらに東京での擁立に向けて自民党と交渉している。(2023/04…
共産党の志位和夫委員長
共産党の志位和夫委員長は27日の記者会見で、統一地方選で同党が議席を減らしたことについて、「私も含めて当然責任はある。痛感をしている」と述べた。進退を含めた責任の取り方を問われたのに対し、「今の党の状況を前向きに打開していく」と話し、委員長辞任は否定した。(2023/04/27-20:06)
公明党の高木陽介政調会長=2022年9月、東京都千代田区
公明党東京都本部代表を務める高木陽介政調会長は26日の記者会見で、東京都内の五つの区議選で計8人が落選したことについて、「猛省をしながら、敗因の分析をしっかりとした上で、次の戦いに向けてしっかり取り組んでいきたい」と語った。「全員当選を目指してきた党としては、大変申し訳ない思いでいっぱいだ」とも述べた。(2023/0…
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