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特集
原油・ガソリン高
【図解】ガソリン価格の推移
経済産業省が21日発表したレギュラーガソリンの店頭小売価格は、19日時点の全国平均で1リットル当たり182円だった。前週比2円80銭安で、2週連続で値下がりした。政府が価格高騰を抑制するため、石油元売り会社に支給している補助金の拡充措置が小売価格を押し下げた。
【図解】岸田政権の経済対策・緊急対策
14日に本格始動した第2次岸田再改造内閣は、物価高で個人消費が落ち込む事態を避けるため、経済対策の取りまとめを急ぐ。年末までの延長が決まっているガソリン補助金は、電気・ガス料金に対する支援と合わせて年明け以降も継続することを検討する。構造的な賃上げの実現に向けた補助金や優遇税制なども来月中に具体化し、財源の裏付けとな…
【ニューヨーク時事】14日のニューヨーク原油先物相場は、石油の需給逼迫(ひっぱく)への警戒感が再燃し、反発した。米国産標準油種WTIの終値は前日比1.64ドル高の1バレル=90.16ドルと、2022年11月初旬以来10カ月ぶりの高値を付け、今年の最高値を更新。上昇基調が続けばインフレ圧力が強まり、今後の米金融政策に影…
経済産業省が13日発表したレギュラーガソリンの店頭小売価格は、11日時点の全国平均で1リットル当たり184円80銭だった。前週比1円70銭下落し、18週ぶりに値下がりした。前週4日時点は186円50銭と2週連続で過去最高値を更新していたが、政府が小売価格の高騰を抑制する目的で石油元売り会社に支給する補助金の延長・拡充…
【ニューヨーク時事】12日のニューヨーク原油先物相場は、世界的な需給逼迫(ひっぱく)への警戒感が強まり、反発した。米国産標準油種WTIの終値は前日比1.55ドル高の1バレル=88.84ドルと、約10カ月ぶりの高水準に上げ、今年の最高値を更新した。(2023/09/13-05:43)
会談に臨む岸田文雄首相(左)とサウジアラビアのムハンマド皇太子=9日、ニューデリー(内閣広報室提供)
【ニューデリー時事】岸田文雄首相は9日午後(日本時間同)、訪問先のインド・ニューデリーで、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談した。同国が原油の自主減産を続けていることに関し、首相は「増産を含め、引き続き原油市場の安定化を主導する役割を期待したい」と強調。皇太子は「生産能力の増強を含めて、世界の原油需要に応えていく…
レギュラーガソリン1リットル当たり194円を示す長野市内のガソリンスタンド=7日午後
政府のガソリン高騰対策が7日に発動され、移動に車が不可欠な地方の消費者からは、値下がりを期待する声が出ている。ただ、効果が店頭価格に出てくるまでには時間がかかり、実感はまだ乏しい。より安い給油所を求めて奔走するドライバーの姿も見られた。
【図解】ガソリン価格の値上げ要因
政府は7日、ガソリン価格高騰を抑制するための補助金の拡充を始めた。9月末の終了予定を年末まで延長し、家計への負担軽減につなげる考えだ。ただ、現在の価格高騰は円安主導。それを税金により穴埋めする格好で、財政悪化が懸念されている。
ガソリン価格の高騰を抑えるため、政府は7日、ガソリン補助金の拡充策を発動する。石油元売り会社に補助金を支給して卸価格を引き下げるもので、高止まりするガソリン価格を10月中に175円程度に圧縮したい考えだ。
【図解】レギュラーガソリンの店頭価格推移
経済産業省が6日発表したレギュラーガソリンの店頭小売価格は、4日時点の全国平均で1リットル当たり186円50銭と、前週に続いて過去最高値を更新した。前週比90銭の上昇で、値上がりは16週連続。政府はガソリン価格を抑えるため、段階的に縮小してきた石油元売り会社への補助金を7日から拡充し、1リットル当たりの支給額を前週比…
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