時事ドットコムニュース
特集
ショパン国際ピアノコンクールを語る
10月にワルシャワで開催された第18回ショパン国際ピアノコンクールで、ピアニストの反田恭平さんは、日本人では51年ぶりとなる第2位を受賞した。筆者は、反田さんが高校3年生で参加した日本音楽コンクールの第3次予選以来、彼の演奏を聴いてきた。コンクール終了後も多忙な日々を送る彼に、10月27日に話を聴いた。
第18回ショパン国際ピアノコンクール出場者にインタビューするシリーズ、今回は角野隼斗さんが登場。東京大大学院修了という異色の経歴よりも、今はむしろYouTuber・Cateen(かてぃん)としての活躍で知られる。残念ながら本選には進めなかったが、コンクールで受けた刺激を糧にさらに前に進もうとしている。
小林愛実さんは、幼い頃から国内外で幅広く演奏活動を行ない、14歳でCDデビューを果たした。2015年にショパン国際ピアノコンクールに初めて出場し、日本人で唯一ファイナルまで進んだ。そして、今年10月に開催された同コンクールで第4位に入賞。小林さんがポーランド・ワルシャワから帰国後の11月10日、オンラインでインタビューした。
反田恭平さんが第2位、小林愛実さんが第4位と日本勢が活躍した第18回ショパン国際ピアノコンクールを制したのは中国系カナダ人のブルース・リウさん(24)。そのリウさんが優勝後、最初の海外公演となったのが日本だ。日本人にとってリウさんは、2016年にあった仙台国際音楽コンクールのピアノ部門で第4位入賞を果たしたこともあっておなじみの存在。リウさんは今回の来日を機に、日本のメディアによる取材に応えてくれた。
新着
会員限定