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【解説】新型コロナウイルス ~NPO法人 医療ガバナンス研究所 理事長…
新型コロナウイルスのまん延が続いています。「第8波」の到来やインフルエンザとの同時流行も懸念され、政府はオミクロン株対応ワクチンの接種を呼び掛けていますが、接種率は2割程度(2022年12月5日公表時点)。「3回接種しても感染した」とか、「感染しても軽症で済むのでは」といった考えを持つ人も少なくないのかもしれません。新ワクチン接種には、どのようなメリットがあるのでしょうか…
海外からの個人旅行を解禁し、全国旅行支援が始まった10月11日に着物を着て歩く観光客=京都府(AFP時事)
日本政府が新型コロナウイルス(以下、コロナ)をめぐる規制緩和を加速させている。10月11日から入国者数の上限を撤廃し、海外からの個人旅行も解禁した。9月の訪日外国人数は20万6500人で、コロナ流行開始後、初めて20万人を超えた。また、9月26日からはコロナ感染者数の全数把握を簡素化し、報告の対象を高齢者など重症化リスクが高い人に限定した。
新型コロナウイルスワクチンの自衛隊大規模接種会場に設置された接種エリア=2022年1月30日、東京都千代田区[代表撮影]
新型コロナウイルスが確認され2年が経過した2022年冬、オミクロン株の感染拡大で国内外の感染者数は過去最多を記録した。コロナ対策の中核はワクチンによる感染予防だが、万が一、感染した場合には早期に診断し、治療しなければならない。若年者の多くは自宅での療養で十分だが、高齢者や基礎疾患を有する人は、治療が遅れると重症化し、時に命を落と…
3回目接種のイメージ
政府は新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を実施する方針を決めた。2回目接種完了から8カ月後が目安とされ、先行接種した医療従事者は早ければ年内にも3回目を受けるとみられる。対象や優先順位を詰める議論は始まったばかりだが、来年には高齢者にも推奨される…
母親に支えられながら新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける14歳の少女(中央)=2021年05月13日、米国カリフォルニア州【EPA=時事】
遅ればせながら、わが国でも新型コロナウイルス(以下、コロナ)のワクチン接種が進んでいる。7月5日現在、国民の25.7%、2回接種を終えたのは14.5%だ。1カ月間でそれぞれ13.2%、10.7%増加した。
新型コロナウイルス(以下、コロナ)の感染が拡大し、3度目の緊急事態宣言が発令された。日本経済はさらに甚大なダメージを蒙(こうむ)るだろう。
米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチン[ビオンテック提供]【時事通信社】
新型コロナウイルス(以下、コロナ)ワクチンの開発成功のニュースが続々と報じられている。2020年11月9日、米ファイザー・独ビオンテック連合が約4万3000人を対象とした第3相臨床試験の中間解析で90%の有効性を報告したのを皮切りに、11月16日には米モデルナが94%、11月23日には英アストラゼネカが…
新型コロナウイルスの検査のため、検体を採取する医療従事者=2020年10月15日、ドイツ西部ケルン【EPA時事】
9月に入って、世界中で新学期が始まり、ビジネスが再開している。人の交流が増えれば、新型コロナウイルス(以下、コロナ)感染は拡大する。ただ、もう第1波のような厳格な規制はしにくい。経済が破綻してしまうからだ。9月5日、米ニューヨーク州のレストラン業界団体は、このままでは…
〔COVID‐19〕各国と日本の人口10万人当たりの新規感染者数の推移【時事通信社】
今回も新型コロナウイルス(以下、コロナ)について書きたい。全国で感染が拡大している。第1波の流行で、日本経済は深刻なダメージを被った。再び緊急事態宣言を出すような事態になれば、日本経済は壊滅しかねない。私は、拡大しつつある「第2波」は…
ブラジル南東部ミナスジェライス州で、市場周辺を消毒する当局者ら=2020年8月18日【AFP時事】
新型コロナウイルス(以下、コロナ)の感染拡大が続いている。この状況は日本に限った話ではない。経済・社会活動を再開すれば、感染者の増加は避けられない。各国は対策を強化している。その中心は、検査体制の拡充だ。コロナに限らず、感染症対策の基本は早期診断・治療・隔離(自宅待機も含む)である。検査しなければ…
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