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2020プロ野球春季キャンプ
9回、力投する日本ハムの吉田輝=24日、タピックスタジアム名護
日本ハムの2年目、吉田輝が九回に投げ、オープン戦初登板。力んで球が上ずり、先頭を歩かせたが、続く柴田を二ゴロ併殺に。乙坂からはこの日最速の147キロで空振りを奪うと、最後も直球で二ゴロに仕留め、「真っすぐは自分の全力が出せてきている」と手応えを口にした。
5回、力投するDeNAの山崎=24日、タピックスタジアム名護
左前腕打撲の影響が心配されたDeNAの山崎がまずまずの試運転を終えた。五回に2番手でオープン戦初登板。2死から安打を許したが、続く松本を三直に打ち取り、1回を無失点。「予定通り、この日を投げ終えられてよかった」。ほっとした表情を浮かべた。
楽天の則本昂が実戦2試合目で工夫を見せた。追い込んだ後に習得中のナックルカーブを決め球として使うなど、普段とは異なる配球を試し、3回1失点にまとめた。「配球の偏りがここ数年ある。違う攻め方ができたら、とずっと思っていた。いい配球ができた」と意図を説明した。
巨人の丸が3安打を放ち、四球を含む全4打席で出塁。左右に打ち分け、「いい感じで振れている」と納得顔だった。
ヤクルトが掲げる「競争」の一つが開幕投手争い。40歳の石川が「小川と争いたい。いい相乗効果になるといい」と言えば、2年連続の大役を狙う小川は「競い合う段階。選ばれるように頑張る」。激しく火花を散らしている。
3回、先制の2点二塁打を放つDeNAの佐野=24日、タピックスタジアム名護
DeNAの新主将、佐野が三回2死満塁で右翼線へ先制の2点二塁打。待望のオープン戦初安打に「みんながつないでくれたので、やっと1本出てくれてよかった」と笑顔を見せた。
投球の幅を広げようと新球の習得に取り組んでいる阪神の青柳が、オープン戦に初先発した。昨季は速球とスライダーが中心だったが、この日はカーブやシンカーを投じ、3回を2安打1失点。「反省点もたくさんあるが、ボールはよかった」と振り返った。
中日の3年目、山本が中盤の2回を無失点に抑えた。同点の五回に登板し、1死から味方の失策直後に3球三振を奪うなど持ち味の冷静さを発揮。六回は先頭打者に四球を与えたものの、後続を封じてチームのオープン戦初勝利につなげた。
広島の安部が豪快な一発で存在感を示した。一回に2点を挙げ、なお2死一、二塁の好機。1ボール1ストライクから高めの直球を右翼席へ運び、「一振りで捉えられるように準備している」と満足そうに話した。
春季キャンプ地のブルペンで投球練習する巨人の菅野。東京五輪出場を見据え、さらなる進化を目指す=7日、宮崎市
昨年11月のプレミア12で世界一に輝いた侍ジャパン。その歓喜の輪の中に、日本のエースと期待された巨人の菅野智之投手(30)の姿はなかった。昨季は腰痛などに苦しみ、離脱を繰り返した。そして、東京五輪を見据えた国際大会にも選出されることはなかった。
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