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豊洲市場 開場1年
開場から1年を迎え、「日本の台所」として期待が高まっている豊洲市場=8日、東京都江東区
東京・豊洲市場(江東区)が旧築地市場(中央区)から移転、開場してから11日で丸1年。土壌汚染問題によりおよそ2年遅れのスタートとなったが、都の追加対策により心配された風評被害もなく、順調に営業を続けている。日本の「新たな台所」として期待は高まるが、魚などの卸売りには課題が見え始めている。
多くの一般客が訪れる豊洲市場の飲食エリア=3日午前、東京都江東区
開場から1年を迎えた東京・豊洲市場(江東区)で、一般客の人気はすっかり定着。すし店などの飲食エリアのほか、マグロの競りが見られる見学通路も、多くの人でにぎわっている。
料金の高さや積み込み場所の少なさが指摘されている豊洲市場の買い出し人駐車場=10日、東京都江東区
東京・豊洲市場(江東区)では駐車料金の高さや積み込み場所の少なさなど、車で来場する買い出し人からの不満の声がいまだに多く上がっている。卸や仲卸など市場関係者も客足減少の要因として問題視しており、東京都に対し改善を求める動きも出始めている。
開場1周年の豊洲市場で行われたマグロの競り=11日午前、東京都江東区
東京・豊洲市場(江東区)で11日早朝、開場1周年の競りが行われ、市場関係者は気持ちを新たに取引に臨んだ。多くの仲卸業者などが品定めを行ったマグロの競りは、活気に満ちた雰囲気で始まり、生マグロなどに高値が付いた。
豊洲市場が開場1周年を迎え、式典であいさつする東京都の小池百合子知事(奥)=11日午前、東京都江東区
東京都の小池百合子知事は11日、豊洲市場(江東区)の開場1周年を記念した式典に出席した。小池氏は「支持される市場にしていくことが大切だ。世界に向けた食文化の新たな発信拠点となるように育てていきたい」と強調した。
日本の台所だった東京・旧築地市場(中央区)に代わり豊洲市場(江東区)がオープンしてから11日で1年を迎える。築地は跡地活用へ工事が進み、豊洲はにぎわい創出に向けた観光施設整備が控えている。
解体工事が進む旧築地市場(手前)=4日午後、東京都中央区
日本の台所だった東京・旧築地市場(中央区)に代わり豊洲市場(江東区)がオープンしてから11日で1年を迎える。築地は跡地活用へ工事が進み、豊洲はにぎわい創出に向けた観光施設整備が控えている。2016年に初当選した小池百合子都知事は、豊洲市場の土壌汚染対策で安全・安心に懸念が残るとして移転を延期。当初予定より2年遅れるなど移転に至るまで混乱したが、現在は落ち着きを取り戻している。
築地市場に代わる「日本の台所」として豊洲市場が開場し、始まったマグロの初競り=11日午前、東京都江東区
マグロにサンマ、イワシにイクラにタコ、クジラ…。豊洲市場を密着取材する記者が、魚をめぐる「旬の話題」をお届けします。
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