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第4次安倍改造内閣
自民党の桜田義孝前五輪担当相は29日、千葉市で開かれた同党参院議員のパーティーであいさつし、少子化問題に関して「子どもを最低でも3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と述べた。桜田氏は失言などが重なり、4月に五輪相を更迭されたばかり。今回も不適切な内容だとして批判を招きそうだ。
東日本大震災の復興軽視発言で辞任した桜田義孝前五輪担当相は16日、自身のホームページに「謝罪文」と題したコメントを掲載した。「私の発言により多くの国民の皆さまに多大なるご迷惑や不快な思い、ご心配をお掛けしたことを心よりおわび申し上げる」と記した。
鈴木俊一五輪担当相は16日の閣議後記者会見で、東日本大震災の復興軽視発言で辞任した桜田義孝前五輪担当相と電話で引き継ぎを済ませたと明らかにした。鈴木氏によると、桜田氏は体調を崩しており、引き継ぎは12日に5分程度。「迷惑を掛けて申し訳ない」と語っていたという。
下関北九州道路の建設候補地を視察する野党議員ら=15日、北九州市小倉北区
立憲民主、国民民主、共産、自由各党の有志議員は15日、北九州市を訪れ、安倍晋三首相らに対する「忖度(そんたく)」発言が問題となった下関北九州道路の建設候補地を視察した。夏の参院選をにらみ、後半国会でもこの問題を取り上げ、失態が相次ぐ安倍政権への攻勢を強める狙いだ。
東日本大震災をめぐる失言で桜田義孝前五輪担当相が引責辞任したことを踏まえ、安倍晋三首相は12日、各閣僚に綱紀粛正の徹底を求めた。自身は14日に被災地の福島県内を回る予定で、復興への「本気度」をアピールし、信頼回復に努める考えだ。
野党は12日、塚田一郎前国土交通副大臣、桜田義孝前五輪担当相の辞任を受け、安倍晋三首相に見解をただすための集中審議を早急に開催するよう、衆参両院の予算委員長にそれぞれ申し入れた。要請文は日本維新の会などを含む全野党委員の連名で、16日正午までの回答を求めている。
自民党の大家敏志参院議員(福岡選挙区)は12日、下関北九州道路事業の実現に向けた安倍晋三首相による指示を否定した。国会内で記者団に「(自身の取り組みは)福岡県議時代から地元の声、自分の思いもあって積み上げてきたものだ。誰かの指示とか命令でやっているものではない」と語った。
閣議に臨む安倍晋三首相(左)と鈴木俊一五輪担当相=12日午前、首相官邸
安倍晋三首相は12日の閣議後の閣僚懇談会で、東日本大震災をめぐる失言を受けた桜田義孝前五輪担当相の引責辞任について「改めて被災地の皆さまにおわび申し上げる」と陳謝した。その上で「閣僚全員が復興相であるとの意識を改めて深く胸に刻んでほしい」と述べ、閣僚それぞれが所管分野で復興に全力を尽くすよう求めた。
閣議後に記者会見する鈴木俊一五輪担当相=12日午前、首相官邸
東日本大震災からの復興をめぐる失言で辞任した桜田義孝氏に代わり、五輪担当相に再任した鈴木俊一氏は12日、閣議後の記者会見で、13日で東京パラリンピック開催まであと500日となることについて「パラリンピックが成功して初めてトータルとしての東京大会が成功する。一層努力してまいりたい」と意欲を述べた。
辞表を提出後、取材に応じる桜田義孝五輪担当相(中央)=10日夜、首相官邸
就任わずか半年で五輪担当相を更迭された自民党の桜田義孝衆院議員は、相次ぐ失言で「抜群」の存在感を示す一方、開催まで1年余りに迫った2020年東京五輪・パラリンピックの担当閣僚としては実績を残せなかった。震災復興をめぐっては過去の閣僚もたびたび軽率な言動で批判されてきたが、こうした教訓に学ばず「被災者を傷つけるような発…
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