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トピックス一覧
沖縄基地問題
昨年7月、沖縄県金武町の民家で窓ガラスが割れ、銃弾の弾芯が見つかった事件で、県警が今年2月、米海兵隊キャンプ・ハンセン(同町など)の射撃訓練場に立ち入り調査していたことが27日、県警への取材で分かった。県警は訓練での流れ弾や跳ね返った弾の可能性もあるとみて調べている。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、工事の設計変更を不承認とした県の処分に対し、国土交通相が行った「是正指示」や取り消し裁決は違法として県が起こした2件の訴訟で、県は23日、訴えを退けた福岡高裁那覇支部の判決を不服として最高裁に上告受理を申し立てた。
陸上自衛隊駐屯地のミサイル部隊について説明する防衛省担当者=22日午後、沖縄県石垣市
陸上自衛隊駐屯地が開設された沖縄県石垣市で22日、市と防衛省による住民説明会が開かれ、約160人が参加した。防衛省担当者はミサイル部隊の配備が完了したことを報告したが、住民からは長射程のミサイル配備などに関し懸念の声が上がった。
那覇軍港に陸揚げされた米海兵隊のオスプレイ=18日午後、那覇市
那覇市中心部の米軍那覇港湾施設(那覇軍港)で18日、米海兵隊の輸送機オスプレイ1機が陸揚げされているのが確認された。防衛省沖縄防衛局が米側に事実関係を照会している。
石垣港に入った海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」から降ろされる陸上自衛隊の車両=18日午前、沖縄県石垣市
陸上自衛隊石垣駐屯地(沖縄県石垣市)に18日午前、弾薬が搬入された。弾薬を積んだ車両を載せた海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」が午前7時ごろ、石垣港に入港。その後、車両数十台が駐屯地に入った。駐屯地に置かれたミサイル部隊が運用する12式地対艦誘導弾や03式中距離地対空誘導弾を含むとみられる。
沖縄県庁で実施された武力攻撃予測事態を想定した図上訓練=17日、那覇市
中国が海洋進出を強め、「台湾有事」などへの懸念が高まる中、沖縄県は17日、国民保護法に基づく「武力攻撃予測事態」を想定した図上訓練を初めて実施した。自治体や政府、警察などの関係機関が連携し、離島の住民を避難させる初動対応を確認した。
米軍ヘリが落下させたものと同じ部品(防衛省沖縄防衛局提供)
防衛省沖縄防衛局は16日、米海兵隊第1海兵航空団の攻撃ヘリコプター「AH―1」が15日午後、沖縄県内を飛行中に脱出装置の関連部品を落下させたと発表した。ヘリは普天間飛行場(宜野湾市)に所属しているという。米側からの報告を受け、同局は県内の自治体や漁協などに情報提供した。米軍は原因を調べている。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、工事の設計変更を不承認とした県の処分に対して斉藤鉄夫国土交通相が行った「是正指示」や取り消し裁決は違法として、県が起こした2件の訴訟の判決で、福岡高裁那覇支部は16日、県の訴えをいずれも退けた。谷口豊裁判長は是正指示について適法などと判断した。
編成完結式を終えた陸上自衛隊石垣駐屯地の隊員ら=16日、沖縄県石垣市(陸自提供)
防衛省は16日、沖縄県の石垣島に陸上自衛隊の石垣駐屯地を開設した。海洋進出を強める中国を念頭に置いた南西諸島の防衛強化の一環で、ミサイル部隊など約570人が配備される。石垣島に自衛隊の施設ができるのは初めてで、陸自トップの吉田圭秀陸上幕僚長は同日の記者会見で「陸自の空白が解消され、抑止力が高まる」と話した。
玉城デニー 沖縄県知事
沖縄県石垣市に陸上自衛隊石垣駐屯地が新設されるのを前に、同県の玉城デニー知事は15日、「政府に配備スケジュールありきで進めないよう求めてきたが、現状は十分に住民合意が得られているとは言い難い」と批判するコメントを出した。駐屯地は16日に開設される。
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