【時事通信社】
サッカー日本代表の新監督に決まったアルベルト・ザッケローニ氏(57)=イタリア=が31日、東京都内のホテルで就任の記者会見に臨んだ。同氏は「いいプレーができるチーム、印象に残るプレーができるチームを作りたい」などと抱負を語った。一問一答は次の通り。
まず、本人から
皆さんこんにちは。この話が来たとき、すぐに熱意を持って挑戦したいと思った。イタリアのセリエAで、下からトップチームまで長く経験し、自分のサッカーの幅を広げたいときに話があってうれしい。これから大変な仕事がたくさんある。喜んでやっていく。皆さんのサポートが必要。協会や関係者、ファンからのサポートをよろしくお願いします。
日本代表監督に就任した率直な気持ちは。
この挑戦に力を注ぎたい。トップチームの(指導)経験はあるが、今まではクラブチームでしかやっていなかった。協会のサポートを受けながら、いい仕事を始めたい。
代表チームの指揮は初めて。
クラブチームで25年以上やり、セリエAでも優勝できた。今でもセリエAは一番難しい、激しい選手権だと思う。長くセリエAをやって、挑戦するなら代表チームしかないと思った。日本代表と同じように(自分も)どんどん伸びていくという感じは強くある。この15年くらい、日本サッカーはものすごく伸びたと思う。まだ仕事はたくさんあるので、これから一緒にやっていきたい。
日本サッカーの印象は。
今回のW杯を見ても、今の日本サッカーのレベルは世界と比べて強くなっている。(さらに)良くなることはできる。(前代表監督の)岡田さんにもありがたい気持ちを持っているし、岡田さんがいい仕事をしてくれたバックボーンがあるので、いいスタートを切れるのでは。
日本代表選手への希望は。
選手たちも分かっていると思うが、ユニホームは国の旗であり、シンボル。その気持ちを強く感じて、ユニホームのために今以上にしっかりと仕事をしてほしい。
話題のニュース
会員限定