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デビュー10年、進化続ける

BoA=インタビュー

 ダンスナンバーは力強く、バラードはしっとりと歌い上げる歌唱力と、
躍動感あふれるダンスの表現力。その両方を思う存分に発揮して、
J―POPシンガーとしての地位を確立したBoA。

アジア各地でも人気が高い「歌姫」は、世界最大の市場、米国への進出を果たし、
活躍の幅を大きく広げている。韓国でデビューして2010年で10年。
23歳になった彼女に、現在、過去、そして未来への思いを聞いた。

|| 米国進出で刺激

―2008年に念願だった米国デビューが実現しましたね。

 韓国と日本で活動してきて、自分のペースに慣れていたところに米国で「洋楽」を思い切りやって、新しい刺激を受けました。いろんな勉強ができて楽しかったです。

―米国で発表した楽曲は、ダンスミュージックの色彩が一段と強まっていました。

 重みのあるビートの楽曲が中心で、踊りはタフな動きが似合っていましたね。わたしのダンスは「腰の動き」のイメージが強いけれど、もともと得意なのは男っぽい踊り。米国ではそれを出そうという形になりました。

―新たな挑戦の成果は。

 米国に進出できた意味は大きいのだけど、自分にとっては「デビューできた」というだけのことではなくて。有名プロデューサーと仕事ができたりして、音楽的な幅が広がりました。自分をより客観的に見る目線が身に付き、人間としても成長できたと思っています。

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