簡易ブログ「ツイッター」で、ぬいぐるみのように愛らしい姿が話題を呼び、「ツイッター犬」として一躍人気者になった犬がいる。千葉市に住む上山友利子さんの飼い犬で、オスのポメラニアンの俊介君(9歳)だ。上山さんが2010年にツイッターで俊介君の写真を掲載して以来、フォロワーはぐんぐん増え続け、12年2月時点で9万6千人を超える。
多くのファンを引きつける俊介君の魅力とは何か。俊介君に会いに千葉市に出かけた。
待ち合わせのドッグカフェを訪れると上山さんと俊介君がお出迎えしてくれた。
記者を見るなり「ワン、ワン」と勢いよくほえる俊介君。上山さんによると俊介君は臆病で人見知りをするといい、知らない人間にはほえかかることがある。小柄で愛らしい見た目に反して、迫力あるほえ声だ。
ポメラニアンと言えばふさふさの毛が特徴的だが、俊介君はサマーカットと呼ばれる短めの刈り方で、見た目は柴犬のようだ。「日本犬が好きだったので刈っちゃいました」と俊介君がやって来てすぐに上山さんが自らカット。これが俊介君の魅力の一つになり、今では月1回、ペットショップへトリミングに通っている。
何より目を引くのが、大きくてつややかな黒い瞳だ。以前、韓国のテレビ局から取材を受けた時に、あまりに俊介君の目が大きいことから「アイラインを描いているのか」と聞かれたほど。俊介君は生まれつき瞳を囲むように黒い毛が生えており、余計に瞳が大きく見える。
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