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山尾志桜里・民進党政調会長
 政界インタビュー

「国民の景色、首相に見えず」

 民進党の山尾志桜里政調会長(41)は時事通信のインタビューに応じ、安倍政権に対抗する新たな旗印や就任に当たっての意気込み、政界入りの動機などについて語った。主なやり取りは次の通り。

 ―参院選や次期衆院選に向け、新たに打ち出したい「山尾カラー」はあるか。

 (党の綱領で)打ち出した「自由」「共生」「未来への責任」というキーワードを大事にしたい。新しいものを個別にバラバラに打ち出すと、せっかくのこの言葉が消えてしまう。その中身を自分なりの言葉で分かりやすく語ることで、民進党の輪郭を皆さんに分かってほしい。

 自由について、私たちは当然、「国民の自由」という側に立つ。安倍政権の言う自由は「首相が憲法を自由に解釈する自由」や「メディアを権力が規制する自由」という方向性が感じられる。

 共生については、安倍政権は富める者をより富まし、強い者をより強くしていけば、いずれ弱い人にも循環していくという考え方に立っている。私たちはボトムアップ型の社会を目指す。人への投資と再分配を重視し、経済成長を可能にしていく。

 安倍晋三首相は「景気が良くなれば、働こうという女性が増える」と言った。でも、景気が良くても悪くても、賃金が相対的に高くても低くても、多くの国民は働かざるを得ないから働いている。働かないと家計が回らない。そういう景色が首相には見えていない。

 未来への責任で言えば、待機児童問題を含めて子供に優先的に投資しなければ、10年後の高齢者の未来も安定しない。

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