国際サッカー連盟の年間表彰式で、日本は沢穂希が女子最優秀選手、佐々木則夫監督が女子最優秀監督、日本サッカー協会がフェアプレー賞にそれぞれ選ばれ、「3冠」に輝いた。手前左からなでしこジャパンの佐々木則夫監督、沢穂希、日本サッカー協会の小倉純二会長=2012年1月9日、スイス・チューリヒ【AFP=時事】
【チューリヒ(スイス)時事】国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式が9日、当地で行われ、2011年の女子世界最優秀選手に、同年の女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝した女子日本代表(なでしこジャパン)のMF沢穂希(33)=INAC=、女子チームの世界最優秀監督に同代表の佐々木則夫監督(53)が選ばれた。アジアからの選出は初めての快挙となった。表彰式直後の2人に、心境を聞いた。
現在の気持ちは
「まだまだ実感が湧かない。監督が(最優秀監督の)名前を呼ばれたとき、自分がどきどきしちゃって、泣きそうになって感動しちゃった。ノリさん(佐々木監督)のスピーチもぐっとくるものがあった」
名前を呼ばれた瞬間は
「自分の名前を呼ばれたときは…、よく分からなかったです」
どんな思いがこみ上げたか
「トロフィー自体もすごく重かったし、いろんな思いが。女子サッカーが始まって30年で、自分が代表に入って18年。その18年間の重みがここに詰まっている。女子サッカーに携わってくれた全ての人、先輩がいたから、素晴らしい賞を取れたと思う。いろんな重みが詰まったトロフィーだ」
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