ラグビーのワールドカップ(W杯)ニュージーランド(NZ)大会が9月9日に開幕する。世界ランク1位の地元NZ代表のオールブラックスが栄冠をつかむか。同国出身のカーワン・ヘッドコーチ率いる日本代表が、大会2勝目を挙げることができるか。
南島のクライストチャーチでは、2月に大地震が発生し大きな被害を出したが、大会開幕まで約6カ月を切った3月、W杯開催へ向かう北島へ飛び、日本代表が試合をする各地を巡ってきた。
肌寒さの残る成田空港からNZ航空でオークランド空港まで約10時間のフライト。2回の食事とオールブラックスの試合ビデオを楽しむと、あっという間にラグビー王国に到着した。
W杯に向け開催都市は改築されたスタジアムがそろい、準備が着実に進んでいる印象を受けたが、それ以上に気さくなキーウィ(NZ人)たちから、訪問した各地で東日本大震災のお見舞いを受け、心が温まる思いが伝わってきた。
島国で火山国と日本と共通点も多い。人口とほぼ同じ「400万人スタジアム」を掲げ、W杯開催を待つ各地と心優しいキーウィたちの様々な表情を紹介する。
(文=熊井一夫、写真=長谷川勉)
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