会員限定記事会員限定記事

なでしこジャパン 帰国会見全文

▽登壇者からあいさつ

【時事通信社】

日本サッカー協会・大仁邦彌副会長 今大会を通して私たち「なでしこジャパン」を熱烈に応援してくれた全国のサポーター、メディアの皆さん、スポンサーの皆さまに心から感謝を申し上げたい。また、長きにわたり日本女子サッカーの発展にご尽力いただいた指導者、関係者の皆さまにも厚く御礼を申し上げたい。

 今回は(東日本大震災の)被災地の皆さま方にも大きな力をいただいたと思っている。大会を通して選手は非常に落ち着いていて一喜一憂せず、動じない、揺るぎない強い気持ちで一試合一試合を集中し、最後まで戦うことができた。それが優勝できた一つの要因。今回の災害に対して被災地の方々が戦う姿は、選手の「もっとやらないといけない」という気持ちにつながった。被災地の皆さまにも、心から感謝申し上げたい。今大会の試合前と試合後にFIFAの許可を得て、大震災に関して世界から厚い支援をいただいたお礼のため、バナーを持って選手がスタジアムを一周した。相手チームの選手からも大きな声援をいただいた。ドイツを転戦する中で、至る所で「頑張れニッポン」という厚い支援をいただいた。本当にありがたかったし、大きな力になったと思っている。

 今回の優勝は日本のサッカーにとって歴史的な快挙と言える。上田団長、佐々木監督、選手、コーチ、スタッフに心から敬意を表したい。素直に大喜びしたいが、早めに切り替えて9月1日からのロンドン五輪アジア予選に挑む必要がある。メディアの皆さんにもご協力いただきたい。今回の優勝によって、全国の女の子たちが「私もボールを蹴ってみよう」とか「なでしこジャパンを目指そう」とか、そういう気持ちを持ってもらえれば最高に喜ばしい。

日本サッカー協会・上田栄治委員長 今回のW杯で優勝できたが、女子サッカーのビジョンでは2015年の優勝を目標として立てていた。4年前倒しできて、今後の世界大会、来年のロンドン五輪、2015年のW杯カナダ大会でも優勝を目指して取り組んで聞きたい。

佐々木則夫監督 ただいま、という感じですね。結構、長かったので。報道を通じ、われわれ「なでしこ」を日本の多くの皆さんが応援してくれていることを現地のドイツでも感じていた。日本国民の皆さんに少しでも勇気と感動を与えられたらという思いを込めて戦い、選手たちは偉業を成し遂げてくれた。協会ではあと4年後に優勝かとも言われていたが、こういう思いがチーム一丸となった結果としてご報告できることは、喜びに堪えない。

 9月にロンドン五輪の厳しい予選がある。このW杯優勝でしっかりと足を固め、五輪のアジア予選を勝ち抜きたい。来年もなでしこの勇姿を見てもらい、結果を出せるようにしたい。

沢穂希選手 まずは応援、ご声援をありがとうございました。ここまで来るのには長い道のりだったが、目標だった世界の頂点への夢を諦めず、頑張ってきて良かった。ここにいるスタッフはもちろん、たくさんの方にサポートしていただき、優勝できた。ありがとうございました。今後、日本で女子のW杯ができる日が来たらいいなと思う。本当にみなさん、ありがとうございました。

話題のニュース

会員限定

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ