沖縄県宮古島市で2012年4月15日に開催された「第28回全日本トライアスロン宮古島大会」に参加してきた。国内では毎年100近くのトライアスロン大会が開かれており、その中でも人気の高いレースの1つとして知られている。私は一昨年、昨年と既に2度宮古島を経験しており、今回はかなりの意気込みでチャレンジしたが、果たして結末は…。
(時事通信記者 菅正治)
まずは簡単にレースの紹介を。レースは3キロの水泳を皮切りに、自転車155キロ、ランニング42.195キロと全長200.195キロの長丁場で、他選手との戦いであるのはもちろんだが、自分との戦いでもある。この距離をJR東海道線に当てはめてみると、東京駅から浜松町駅の間を泳ぎ、そこから自転車に乗って由比(静岡市)まで走り、その後ランニングで藤枝(静岡県藤枝市)にゴールする、と概ねそんな計算になる。
制限時間は13時間30分に設定されており、トップの選手は8時間前後でゴールする。出場できるのは1500人程度で、約3000人の応募者から抽選などで選ばれる。私はと言うと、一昨年63位、昨年は自転車でパンクのロスがあったものの81位と、まずまずの成績でゴールできた。100位以内に入ると翌年の出場権が得られるので、今回は「最低100位以内、できれば9時間を切って50位以内」という目標を立てて臨むことにした。
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