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あらフィフぐだぐだマラソン記2

懲りないあらフィフ、また挑戦

  国内マラソン大会では最大規模、応募は30万人を越え10倍に迫る競争率、ランナーなら一度は走ってみたい「東京マラソン2015」(東京マラソン2015)に挑戦する機会に恵まれた。

 昨夏、自身初挑戦のランニング大会で、しかも初マラソンだったタイ・パタヤ国際マラソン(パタヤマラソン)から半年余り経った。タイムは、準備不足と途中の酷暑のせいということにして、ぐだぐだの5時間26分。経緯は(あらフィフぐだぐだマラソン記 1)をご覧下さい。

 5年前から、痩せるために走り始めて、今CMで話題の肉体改造ダイエットの広告に負けないほど体型の改造に成功した。それでも健康診断の度に「肥満ぎみ」の判定を頂戴する。身長と体重の割合で肥満度を測るBMIが27もあるからだ。市民フルマラソンランナーが理想とするBMIは22以下という。私の場合は完全にオーバー。「今度マラソンを走る」と知人に伝えると、たいていの人は、私の体を上から下になめるように眺めて「膝、壊すよ」と警告する。実際2年前に無理をして膝の半月板を傷めてしまった。でも今は克服しなんとか前回、フルマラソンを走破できた。もう無理をしないよう心がけ、ランニングも続けてこれた。

 今年ちょうど50歳を迎える。“あらフィフ”ならぬ“じゃすフィフ”。果たして前回の記録を超えられるか。今回はエントリーが決まってから3カ月、自分なりにトレーニ ングをもできた。

 昨夏のパタヤ国際マラソンに続く、フルマラソン体験記Part2で す。

 時事通信社編集局写真部次長・山崎秀夫

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