そもそも放射線は自然界にも存在し、われわれは何もしなくても年間2.4ミリシーベルト程度を浴びている。
全身に一度に大量に浴びた場合、500ミリシーベルトで血中のリンパ球が減少、7000~1万ミリシーベルトでほぼ100%死亡するとされる。胃のエックス線集団検診は1回0.6ミリシーベルトだ。
15日に福島第一原発3号機付近で測定された毎時400ミリシーベルトは、いちどきに全身に浴びた場合、血中リンパ球が減少するレベル(250~500ミリシーベルト)ではある。
しかし実際には、ある場所のレベルが一定値で継続し続けるわけではないため、健康に与える影響を予測するのは難しい。このレベルでも、一瞬浴びただけなら問題ないとも言える。
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