しんどい、痛い、もうこんなつらいことは二度と嫌だ…。3年前に、初マラソンに挑んで以来、完走後いつもそう感じてきた。にもかかわらず、今回で早くも7回目のフルマラソンへのチャレンジとなった。喉元過ぎれば暑さを忘れてしまうフルマラソン。なかなかやめられないこの中毒性は例えるものが見当たらない。
ぐだぐだマラソン記は、今回で4回目。青い海、どこまでも続く白い砂浜、オーストラリア最大の観光保養地として知られるゴールドコーストで行われるゴールドコースト・マラソン。クイーンズランド州政府観光局の協力でこのたび走る機会に恵まれた。
【時事通信映像センターデスク・山崎秀夫】
これまではタイのリゾート・パタヤ、人気の東京大会をお伝えしたが、今回オーストラリアでの人気リゾートでのレポートとなると「ぐだぐだマラソン記」というより「プレミアムマラソン記」の趣となってきて少し恐縮だ。
パタヤ・マラソン、東京マラソン2015、東京マラソン2016も併せてご覧いただければ幸いだ。
夏の日本はマラソンはオフシーズン。一方南半球は冬なのでゴールドコーストでは最適なコンディションで走ることができる。
時差はわずか1時間。スタート時の午前7時の平均気温は10度、昼前でも16度。湿度は40パーセント以下でほぼ無風。乾季で雨の心配もほとんどない。さらに高低差がたった8メートルでほぼフラット。記録狙いには絶好の大会として人気が高い。
2017年の開催日は、7月1日が10キロやジュニアなど、2日がフル、ハーフなど。6月30日まで申し込みを受け付けている。例年参加者は3万人、うち日本人は1000人程度となっている。フルマラソンは通常エントリーが1万5500円だが、大会直前レートエントリーは1万7500円。詳しくはゴールドコーストマラソン2017まで。
7月1日は午前からゴールドコーストの中心地サーファーズパラダイスのビーチで、日本人ランナーを対象にした「モーニングラン」が実施される。東京女子マラソンで優勝し、大会広報大使を務める谷川真理さんの指導で、朝日を浴びながらストレッチしたりビーチ沿いを走ることができる。
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