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ダイオウイカの学術解剖

東京湾で生け捕り 生態の謎にメス

 2014年3月12日、東京湾の横須賀沖で巨大なイカが捕獲された。捕まえたのは、横須賀市走水(はしりみず)漁港の漁船、教至丸(のりゆきまる)の船長。イカを素手で捕獲して、水槽に移したという。

 神奈川県三浦市の「京急油壺マリンパーク」の職員が漁港に駆けつけて検証し、巨大イカの正体がダイオウイカと判明した。ダイオウイカは死んだ後、冷凍保存された。


 およそ5カ月後の8月8日、マリンパークで、保存していたダイオウイカの解剖が行われることになった。当初、イカの全長は、3.6メートル、体重24キロと発表された。しかし、解剖前に解凍してみると、サプライズが…。世間の関心が高まってきた深海生物ダイオウイカ。生態の謎にメスを入れる瞬間に立ち会った。(時事ドットコム編集部・山本典央)

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