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平壌でファンキーさんのロック教室

平壌の高校生と音楽交流

 ロックグループ「爆風スランプ」のドラマー、ファンキー末吉さんが、北朝鮮の中高校生にロック音楽を教えるプロジェクトを2011年11月に4年ぶりに再開した。北朝鮮で「敵性音楽」とされるロックを伝えるのは困難を伴うが、「ロックが広がれば世界が変わる」との信念で指導に熱を入れる。(時事通信社外信部記者・荒木俊光)

 初訪朝は06年。当時は北朝鮮が核実験を行うなど、対外関係は極度に緊張していた。案内されたのは平壌市内の「6月9日高等中学校」。これは「まさにロック(6月9日)やないか」

 末吉さんには、1989年の天安門事件後の中国で、黎明期の中国ロックを支えてきたという自負がある。「ロック教室」も、中国での経験を北朝鮮でも生かせるのではないかと考えたからだ。

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