ではもしも開催した場合にどんな問題が起きるかも聞いてみた。やはり国内外の「感染拡大」を心配する声が多い。
「入国した外国人選手が日本で感染する可能性があるのはもちろん、海外からの入国によって日本国内の感染状況が悪化する可能性がある」(ルーマニア在住 石川トモヒサ)
「(出発前に自国で検査した)選手団を特例で入国後の検査を免除したり、入国後2週間の隔離生活を免除したりすれば、感染が拡大して、開催を中断する羽目になる」(フランス在住 羽生のり子)
「国内で発症した外国人を日本の財源で治療することになり、国民の不満が高まる。医療崩壊により、コロナ以外の病人・けが人の命が危険にさらされる」(ペルー在住 匿名希望)
また「自粛要請」という曖昧な対応しかしない日本政府の力不足を挙げる声もある。
「無観客で行うということであったとしても、『自粛要請』しかできない日本では、例えばマラソンのような競技は先日の箱根駅伝のように観衆が沿道に押し寄せる可能性もあり、混乱することが考えられる」(韓国在住・原美和子)
「経済面」でも開催はすでにデメリットという声もある。
「開催した場合にも期待されるほどの経済効果は見込めないだろう」(ブラジル在住 仁尾帯刀)
「観客や観光客からの収入は見込めず、支出ばかりが増し、それによる国民の不満も高まりそう」(アゼルバイジャン在住 和田未有)
「世界的に失業率が増え、飛行機代も高くなっている今の世の中では一般人は『それどころではない』のではないだろうか」(香港在住 りんみゆき)
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