【点描・永田町】小泉環境相の「イクメン」宣言

政治ジャーナリスト・泉 宏

 小泉進次郎環境相の第1子誕生に伴う「イクメン宣言」が、永田町でも議論の的となっている。2019年夏のフリーアナウンサー・滝川クリステルさんとの結婚の際、育児休暇取得に前向きな姿勢を示した小泉氏だが、環境相として初入閣したことで対応が注目されていたからだ。

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 小泉氏は20年1月17日の男児誕生前の15日に「3カ月で2週間程度の育休を取る」と宣言したが、現職閣僚初の育休取得とあって、永田町だけでなく一般国民の間でも賛否両論が巻き起こっている。

 待望の男児が誕生した17日未明に妻・滝川さんの出産に立ち会った小泉氏は、同日午前の閣議後記者会見などで「とてもうれしい、母子とも健康で安心した」と相好を崩し、自らの育休取得が男性の育児参加促進につながることへの期待も示した。

 小泉氏は、15日に副大臣への業務委託や短時間勤務などを組み合わせて第1子誕生後の3カ月間に合計2週間程度の育休を取得する意向を表明。17日の会見で「育休はすでに始まった」として、16日に環境省での滞在時間を短縮して、妻の出産に備えたことも明らかにした。

 これに対し、菅義偉官房長官は15日の記者会見で「男性の育児参加促進に良い影響を及ぼすことを期待したい」とエールを送り、加藤勝信厚生労働相も「影響力のある人が率先すれば、育休の機運を高める」と歓迎した。

 ただ、与党内では森山裕・自民党国対委員長が「人それぞれの考えだと思うので、特にコメントしない」と突き放し、山口那津男・公明党代表も「まずは職員が育児休業を安んじて取れる環境を整えるのがやるべき仕事」とくぎを刺すなど、反応はさまざまだ。

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