【地球コラム】22歳の元日本人女性軍曹が兵役後に考えたこと

日本の祖父宅は「一番好きな場所」

 ―あなたは医療隊員でしたが、ほかの兵士も応急処置の技術を身に着けるのですか。

 兵役の基礎訓練の中で応急処置について学びます。これは、前線に配属されない人も含めてです。私自身が教える役回りを果たしました。除細動器の使い方や、心臓蘇生法(CPR)の手順とか。救急隊員が常に近くにいるわけではなく、私は学んできた経験を、市民社会でこそ伝えていく必要があると思っています。

 ―今後の進路も医学系を考えているのですか。

 大学では医学の中でも、現時点では緊急医療の分野を学びたいと思っていますが、狭き門なのでどうなるか。4月のサイコメトリックの後にもほかの試験があります。

 ―日本とは今後、どのようにかかわっていきたいですか。

 勉強というより、旅行などでまた行きたいです。日本の親戚ともっと意思疎通できるようになりたいと思っています。

 日本については幼少期から何度も訪れていて、食べ物の味やにおいから記憶が呼び起されます。日本の祖父宅は一番好きな場所で、いつも行くのを楽しみにしています。祖父の家の近くの駅で売っている焼きそばや、みたらし団子が気に入っています。梅干し入りのおにぎりとかコロッケとかも大好きです。

 ―今後、軍の予備役もあるのでは

 兵役を終えてから少なくとも6カ月間は招集に応じなくてもいいことになっています。6カ月のオフの間に勉強を始めたということです。その後、少なくとも年に1度は予備役に就くことになると思います。(4月の試験に向けての)勉強が終われば、任務に就くことに問題はありません。

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